羅府国誠流詩吟会:吟士11人に昇格免状、会員100人が秋季大会で集結

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今大会で昇格した吟士らと摺木国正会長(前列右から3人目)

 羅府国誠流詩吟会(摺木国正会長)が23日、モンテベロ市のクワイエットキャノンで秋季温習吟詠大会を開催した。来賓として錦声会、錦龍会からも代表吟士が出席する中、およそ100人の会員吟士がこの日のために練習を重ねた詩を吟じ、構成吟では宗家・荒國誠が構成した「西郷南洲」を披露。吟士らは吟友の詩に静かに耳を傾け、吟道を互いに極めていくことを誓い合った。
 あいさつに立った摺木会長は「一生懸命勉強した成果を今大会で思いきり発揮してほしい」と述べ、来年9月2日に行われる70周年大会に向け、さらに努力を重ねるよう吟士らに呼び掛けた。同会の特徴は「覇気」があること。今後も同会の持ち味を生かし、後輩育成と、新会員を増やしていくことが課題であると強調した。
 

構成吟「西郷南洲」で広瀬武夫作「正気の歌」を披露する(右から)池内国富さん、小野木国夢さん、河野国盛さん、長瀬国峰さん

大会は無号、誠号、國号、練士、教士、範士の部と続き、休憩を挟んで構成吟が行われた。構成吟では、団結心の強化と難しさへの理解を深めることを目的に、今まで構成吟を吟じたことがない吟士が選ばれ舞台に立った。
 来賓吟詠と師範の部が後に続き、吟士は手本となる吟詠に聞き入り、今後さらなる上達を目指してして精進していくことを心に決めた。
 大会初参加で今年5月から本格的に詩吟を初めた新会員の城ノ口勝政さんは、同じく大会に参加し、30年以上詩吟を続けているという母・国政国恵さんの影響で習い始めたという。早くも詩を覚え、大きな声で吟じることに楽しみを見いだしたと笑顔で語る。今大会で初めて構成吟を目にし、今後も「詩吟を続けていきたい」と決意をにじませた。
 大会では昇格した吟士11人の表彰も行われた。誠号から國号に昇格した山本国頌さんは4年前に友人から誘われ習い始めたという。「コーラスもやっているが詩吟はお腹からストレートに声を出すので難しく、ごまかしがきかない。継続できたのは先生の指導のおかげ。今後も続けていきたい」と気持ちを新たにした。
 今大会で昇格した吟士は以下の通り。藤村国萩さん(國号)、山本国頌さん(國号)、田村国芳さん(練士)、ラックウッド国典さん(練士)、近藤國絃さん(教士)、蓮子国欽さん(教士)、小野木国夢さん(範士)、川本国雪さん(範士)、野宮国湘さん(範士)、福元国彬さん(範士)、河野国盛さん(師範)。【吉田純子、写真も】

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