新情報で死因を再捜査:女優ナタリー・ウッドさん

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 「ウエスト・サイド物語」「理由なき反抗」などの名画に出演し、1981年に43歳で水死した女優ナタリー・ウッドさんの事故についてロサンゼルス郡シェリフ局は17日、殺人事件担当部署が再捜査を行うと発表した。
 ウッドさんは81年11月29日、夫の俳優ロバート・ワグナーさんと当時撮影中だった映画「ブレインストーム」で共演していたクリストファー・ウォーケンさんらとともにロサンゼルス沖のサンタ・カタリナ島でヨットに乗っていたが行方不明となり、その後水死体で発見された。
 当時、ウッドさんの検視を担当したロサンゼルス郡検視局のトーマス野口氏は死因について、ウッドさんは小型ボートに乗ろうした際にあやまって海に滑り落ち溺死したとして「殺人でも自殺でもなく、事故死だ」と発表していた。
 ところが事件から30年が経った18日、ヨットの船長がテレビ番組で「30年前、私は捜査官にウソを述べた」と告白、またヨットで口論があったことを著書で記述している。シェリフ局のコリナ捜査官は18日、「夫のロバートに嫌疑が生じたというわけではなく、水死に関して新たな情報が寄せられたため、再調査にのり出した」と語った。
 福岡県生まれのトーマス野口氏は日本医科大学を卒業後、単身渡米し、61年からロサンゼルス郡検視局に勤務し、67年から同検視局長を務めた。マリリン・モンローやロバート・ケネディー上院議員など、数々の映画スターや政治家の検視を担当したことでも有名。
   

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