LAオートショー、18日から27日:23車種が世界初公開―主役は環境対応車

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スカイアクティブ・テクノロジーを採用したマツダのSUV「CX―5」

 世界初公開の23車種をはじめとする約1000台を展示するロサンゼルス・オートショーが18日から27日までの10日間、ダウンタウンのコンベンションセンターで開かれる。各社が技術の粋を集め作り上げ、低燃費、低公害の地球に優しい時代を反映した次世代のゼロエミッションの電気自動車(EV)や燃料電池車(FC)などの環境対応車(グリーンカー)が今年も主役を務める。
 一般に先立ち16、17の両日、報道関係者に公開された。マツダの山内孝社長が基調講演を務め、東日本大震災の世界からの支援に謝意を表し、自動車業界を挙げた復興へ向けての取り組みを説明。

基調講演を行うマツダの山内孝社長

円高については厳しいとし、環太平洋連携協定(TPP)の日本政府の参加決定が遅れたことから北米向けの生産は、メキシコ工場に移してしのぐ考えを示した。
 マツダは、来年販売予定のSUV「CX―5」(ガソリン車)を北米で初披露。同社はマツダの新世代技術「スカイアクティブ」を採用しており山内社長は、エンジン、トランスミッション、シャシー、ボディすべてを刷新した自信作の紹介に胸を張った。
 世界各国から43社が参加し、23車種の世界初に加え、28車種を北米お披露目。各自動車メーカーは自信を込めて投入した新型車を囲んで記者会見を開き、社長らが車の特徴や北米戦略などを説明した。東日本大震災やタイの大規模な洪水による被害の影響で部品調達が困難になるなど、北米工場での減産を強いられている日系メーカーもある中、各社そろって新モデルを発表した。
 ホンダは、昨年の同ショーに試作車を出品し来年夏発売予定の「フィットEV」と、フルモデルチェンジの「CR―V」(北米仕様車)を世界初披露。フィットEVは、家庭用電源で充電可能で、将来の普及へのさきがけと期待される。価格は3万6625ドル、

来年発売予定のホンダ「フィットEV」

3年契約の月399ドルのリース。CR―Vはコンパクトカー並みの燃費を実現。スバルはトヨタと共同開発して、水平対向エンジンを搭載し低重心を実現した後輪駆動の小型スポーツカー「BRZ」のコンセプトを世界初公開した。
 最も優れた環境対応車に贈られる「グリーンカー・オブ・ザ・イヤー」が17日に決定する。最終選考の中の5台には、日本メーカーでは「ホンダ・シビック・ナチュラルガス」、「三菱i」、「トヨタ・プリウスv」の3台が候補に挙がっている。
 オートショーは大小の4会場に分かれ、コンパクトからミニバン、トラック、SUV、コンセプトカー、スポーツカーなどを展示。日米欧をはじめ世界から自動車メーカーが出展しプロモーションに務めている。
 チケットは大人が12ドル、Eチケットは18ー24日が10ドル、25―27日が12ドル。シニアは18ー24日が割引きの8ドル、大人同伴の12歳以下は無料。館内駐車場は12ドル。営業時間は曜日によって異なる。
 詳細は電話213・741・1151。
  www.LAautoshow.com
【永田潤、写真も】

18日から27日までの10日間、開かれるロサンゼルス・オートショー

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