LTSCワタナベ所長が退職へ:来年6月30日、創設から31年

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 リトル東京サービスセンター(LTSC)の創設者で所長を務めるビル・ワタナベさんがこのほど、来年6月30日付けで退職すると発表した。1980年の創設からLTSCの「顔」として日系社会のサポート役を務めてきた同氏の退職により、同社会の世代交代がより顕著となった。後任はまだ決まっておらず、来年初めまでに理事会が任命する。

ビル・ワタナベさん


 ワタナベさんは1980年1月、小東京にLTSCを創設。日米文化会館の4階にオフィスを構え、2人のスタッフとともに活動を開始した。以来、より良いコミュニティーの構築を目指し、福祉サービスの充実や小東京再開発、中小企業支援などに力を入れてきた。創設から31年が経った今、カサヘイワ一階に移転したオフィスは、150人のスタッフと多くの献身的なボランティアに支えられ、小東京を象徴する団体にまでに成長した。
 LTSCのアラン・ニシオ理事は、「ビルは、『人々を助け、コミュニティーを築き上げる』というLTSCのモットーを象徴した存在。ビルのリーダーシップのもと、多くの事業を成し遂げてきたことを誇りに思う」と創設者の退職を名残惜しんだ。
 ワタナベさんは、「好きな仕事を続けられたことに感謝している。きっと寂しくなると思うが、これから始まる新たな人生、また新たな機会を楽しみにしている」と述べた。【中村良子】

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