南加滋賀クラブ新年会:榎会長が10年目留任

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参加者全員で記念撮影。前列左から4人目が榎会長 

 南加滋賀クラブ(榎智寿会長)は19日、トーレンス市のミヤコハイブリットホテルで新年総会と親睦会を開催した。新美潤・在ロサンゼルス総領事をはじめ、日系諸団体の代表者や会員など約65人が参加する中、食事や余興を楽しみ、親睦を深めた。
 今年10年目の留任となった榎会長があいさつに立ち、新年会や毎年恒例の夏のピクニックなど、同クラブの各行事を陰で支えてくれた会員に対し感謝の気持ちを述べ、今後もさらに絆を深め、同クラブの会員同士の結びつきを強めていくことを呼び掛けた。

榎会長(左から2人目)と442連隊の退役軍人の堀井左門さん(右隣)とその家族

 同会は日系3世、4世の日本語を話さない会員が全体の約3分の2を占め、日本人の会員数が減少傾向にあるという。こうした事態を受け、英語を話さない日本人の会員にも積極的に参加してもらうための工夫を凝らし、「日本人と日系人の融合を図っていきたい」と榎会長は力を込めた。
 来賓の新美総領事は以前、外務省と警視庁との交換人事で滋賀県に2年間赴任していたことがあり、琵琶湖でヨットを楽しんだ思い出を振り返った。「滋賀県を第二の故郷のように感じている」と述べると、会場は大いに沸いた。
 今年の新年会では、第二次世界大戦の激戦地で戦い米国史上もっとも多くの勲章を受章した第442連隊戦闘団の退役軍人、堀井左門さんが出席し、その功績をたたえ、レイの贈呈式が行われた。
 堀井さんはエルモンテ在住で両親が滋賀県出身の96歳。昨年10月31日に首都ワシントンで行われたオバマ大統領による日系人部隊への「議会金メダル」授与式にも出席。会場には同氏が受け取ったメダルと記念アルバムが展示され、会員らは光り輝くメダルと堀井さんの勇姿の写真にじっくりと見入っていた。
 同クラブの昨年の活動内容をまとめたプレゼンテーション、昼食のあとの余興には、若柳久女社中による日本舞踊、トランペット、ドラム、シンセサイザーの美しい音色にのせて「故郷」や「赤とんぼ」などの懐かしい日本の名曲の数々が演奏され、会員らは自分たちのルーツである滋賀県に思いを寄せながら、新年会を楽しんだ。【吉田純子、写真も】

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