マック宮崎会長が就任:「先人の足跡を引き継ぐ」

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国旗を手に持ち、故郷を合唱する理事と役員、来賓ら

 日本語による福祉サービスを無償提供し、各種日本文化、時事英語、市民権取得などさまざまな教室を持ち、社会に貢献する非営利団体「日系パイオニアセンター」は2月25日、日米文化会館で2012年度総会と新年親睦会を催した。小田切敏郎領事や日系諸団体の代表ら来賓、支援者、奉仕員など約80人の参加者が見守る中、マック宮崎新会長と役員25人が就任した。

新任のあいさつを行うマック宮崎会長

 新任のあいさつに立った宮崎新会長。前任の平山安正さんら歴代会長に敬意を表しながら「先人が遺した足跡を引き継ぎ、がんばりたい」と決意を述べた。センターを支えるスタッフが全員ボランティアであることを強調。スタッフの奉仕精神を「何かみんなのために役立つことに参加できないだろうかという気持ちの集まりである」と表現し「このようなすばらしい会の会長に選ばれたことは意義深い」と喜んだ。会長職について「することがたくさんあり、たいへんだが、みんなに喜ばれる仕事ができればいい」と、難役に挑む意気込みを示した。
 各来賓が祝辞を贈り、社会への献身を称え、さらなる発展を祈願した。
 小田切領事は、同会参加者の顔ぶれが日系社会の諸団体の代表が多いことを指摘し「まさに日系社会の縮図。パイオニアセンターが幅の広い有益な活動をしていることが分かる」「パイオニアセンターのスタッフが助け合って、今日の日系社会を築き上げた」と賛辞を贈った。南加日系商工会議所上級副会頭のキティ山城さんは、小学校の元教師。教育者の立場から同センターの文化・教育プログラムを称賛し、献身的な奉仕員を激励した。南加県人会協議会会長の岩下寿盛さんは、同センターの創立40周年記念誌を読んで、

宮崎会長(右)から感謝の盾を授与される平山前会長

活動の公益性をあらためて思い知り「心から尊敬の念を抱いた。問題があってもその都度、英断をもって対処し、時代の流れに沿った改革をしてきた。パイオニアセンターの存在は強くて大きい」と絶賛。55歳以上だった会員の年齢制限を18歳に引き下げたことも評価した。
 今週、パイオニアセンターにまた1つ新しい写真教室(毎月第2、第4月曜日の午後1時から3時)が開講された。宮崎会長は「人生の記録として残す思い出がいっぱい詰まっているのが写真。人にあげて喜ばれるような写真を撮れるようになるためにクラスに参加してほしい」と呼び掛けた。
 余興では、パイオニアセンターに所属する藤間勢涌美会と日本民踊研究会豊春会、菊田会が日本舞踊を披露したほか、カラオケ、ラッフル抽選を楽しんだ。最後は参加者全員で「故郷」を合唱し、理事と役員らが東日本大震災の復興を願い日章旗を手に「がんばれ、にっぽん」とエールを送った。
 パイオニアセンターの問い合わせは、電話213・680・1656。
 www.jcpioneercenter.org
【永田潤、写真も】

現地民謡・菊田会の花笠踊り

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