男の手料理・青魚三昧

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 たまに新鮮なアジを食したいと思うことがある。昔、魚屋でマグロを買った時アジをバケツいっぱい貰いそれを親父が開きにして生干しにしたことがあった。美味そうだなと食べたらじんましんが出た。やはり馴れないことはするもんじゃない。
 刺し身や、生魚が好きな僕は漬けにしたものが好き。三枚に下ろした後、中骨、皮を取ってぶつ切りにする。それにすり胡麻とおろし生姜、青ネギをたっぷり混ぜて醤油をかけて冷蔵庫で冷やしておく。時々かき混ぜると味がしみて美味しくなる。熱々のどんぶりご飯にどさっと乗せて食べると非常に美味しい。茶漬けにする人もいる。
 以前は2匹もおろせばどんぶりいっぱい造れたが、今は獲れなくなったのか獲らないのか、獲ってもどこぞに輸出しているのか。たまに見かけても、イワシかと思えるような小振りが一匹数ドル、これじゃね。
 食べたことはないが、故郷の福岡にはゴマサバの漬け刺しなるものがあるそうな。親父はマグロを漬け刺しにしていた記憶がある。
 塩焼き。アジはもったいないからやっぱりサンマ。おいしいサンマの塩焼きが食べたくて七輪がわりにBBQで焼く。普段はオーブンだがやっぱり直火はいいな。煙と匂いがすごいが隣近所はアジア系が多いので多分大丈夫だろう、まだ苦情は来ていない。
 サバのフライは学校給食を思い出して、ちょっと引いてしまう。サバはやはりしめサバか。自家製のしめサバを造っている人から聞いたがよだれが出そう。
 青魚は悪玉コレステロールを減少させるDHAやEPAなどを多く含むため健康に良いとされているが、酸敗(鮮度の低下)しやすいためできるだけ新鮮なものを手に入れるのがいいようだ。サンマなどは急速冷凍技術のお陰で塩焼きが年中食べられるのでうれしい。
 青魚にはまた、脳の働きを高め、認知症の予防になる成分も含まれるというが、この年になったら予防より治療の方がほしい。無理か。1日1匹青魚でダイエットというのもあるらしい。何にせよ漬けをたっぷり食べたい。【徳永憲治】

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