羅府国誠会詩吟会:叙勲受章者らを祝福

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議会勲章を受章した(前列左から)望月さん、正原さん、後列左から橋本さん、大東さん、田治さん、摺木会長

 羅府国誠会詩吟会(摺木国正会長)は18日、ガーデナ市のSea Empress Seafood Restaurant で、昨年11月に米国議会勲章を受章した正原国英さん(師範)、望月行誠さん(誠号)、田治国英さん(範士)、農事有功章を受章した橋本国創さん(範士)、総師範に昇格した大東国岬さんの受章、昇格記念祝賀会を開催した。およそ40人の会員が集まる中、吟友5人のこれまでの功績をたたえ、祝福した。

あいさつに立つ摺木会長

 日系人がマンザナー強制収容所に収容された時に同会は創立され今年で70周年を迎える。「南加地区で最大規模を誇る同会は活気がある」と摺木会長は胸を張る。
 一方で吟士の高齢化が進んでいることから、今後は若い世代にも詩吟の魅力を伝えていくことが課題だという。9月2日に70周年記念大会を控え、同会長は「このめでたい気持ちを大会につなげていきたい」とし、あいさつの言葉を述べた。
 議会勲章を受章した正原さんは、1957年から詩吟を始めた。「父親をはじめ家族みんなが詩吟をしていたので、ごく自然にこの世界に足を踏み入れた」と振り返る。
 望月さんは、亡き妻が師範だったこともあり3年前から始めた。「日系2世なので、日本語は難しい」としながらも、漢字や歴史についても学べるので、日々勉強になっているという。
 5年前に他界した田治国英さんに代わり、この日は妻の英子さんが出席。本人は帰米2世だったこともあり、日本にいた時から詩吟に興味を持っていたという。
 正原さんと望月さんは11月に首都ワシントンで行われた受章式にも参加。政府からは当時の勇敢な戦闘ぶりをたたえられ、手厚くもてなされたという。両氏はその栄誉をかみしめるとともに、吟友からの温かな祝福に感謝の気持ちを述べた。
 総師範に昇格した大東さんはマンザナー強制収容所に入所した18歳の時に入会した。当初は60人ほどの生徒数だったが、次第に人数は増え、200人を超えるほどまでになった。「同会の歴史とともに詩吟の道を歩んできた」と語り、これからも日々精進していくことを誓った。
 2010年度に農事有功章・緑白授有功章を受章した橋本さんも吟友からの祝福を受け、喜びを心に刻んだ。
 吟士らは仲間を祝福するとともに、70周年記念大会に向けさらに団結し、気持ちを新たに練習に励むことを約束し、再会を願った。【吉田純子、写真も】

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