ダイソー、トーレンスにオープン:1・50ドル均一、日本の良質な商品提供―アジア系をターゲットに

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開店を祝うリボンカッティング。左から西田知之・新規開発担当、内藤雅義社長、トーレンスのジーン・バーネット市議、村田良英副社長

 100円ショップを日本全国に約2620店舗構える「ダイソー」(本社広島)のロサンゼルス地域第1号店が9日、トーレンスのマルカイスーパーマーケットの隣りにオープンした。開店当初のターゲットをアジア系に絞り、日本の良質な商品を1・50ドル均一という安さで提供する。

グランドオープンでは、約4000人が来店し賑わったダイソー・トーレンス店

 アジアを中心に海外27カ国に587店舗を展開し、毎月10から20店のペースで支店を増やすダイソー。米国(本社サンフランシスコ、内藤雅義社長)では、北カリフォルニアとシアトル近郊に店を広げ、全品1・50ドルとし支持を得ている。米国は、グローバリゼーションを目指す同社にとって重要な市場という。
 日用雑貨を中心にオリジナルブランド商品約7万点を揃える。その売りは安価で良質な品物で、同日開かれた記者会見で内藤社長は「安い物を安く売る商売ではない」と強調。「質やカラフルなデザイン、バラエティーに富んだ商品を見てほしい。アメリカで見たことのない商品にこだわった」と品揃えに胸を張る。トーレンスとアーバイン(4月開店予定)に出店した理由について、ターゲットは「老若男女のすべての人たち」としながらも、同社製品に親しみを持つのはアジア系だと分析しており、アジア系が多く住む地域を選んだことを説明した。
 商品の製造は、8割を日本と中国で半分ずつ、残りの2割をベトナムやインドネシア、韓国などアジア20カ国で作るため、米国販売はすべて輸入品となる。米国進出した2005年頃の為替は、1ドル120円ほどだったが、今では40円ほど円高となった。厳しいというが、大量生産、大量輸送に加え、生産国から日本を通さずに直接輸送するなどのコスト削減の企業努力を続けている。
 日本の商品にこだわらず、ハロウィーンやクリスマスなどのグッズを揃える。これらは他の1ドル均一のダラーショップや99セントストアに対抗するため1ドルで売る。ライバルとの比で1・5倍と割高だが、使いやすさなどアイデア商品に代表される質のいい日本の商品で、他との差別化を図る。色にもこだわり、同じ商品でも数種を揃え、好みを選ぶこともできる。
 全米展開を図る上で、トーレンス店とアーバイン店の出店の重要性に力を込める西田知之・グローバル新規開発担当は「ロサンゼルスは人種のるつぼで、ここで上手くいかない限り、全米、南米に店を広げるのは難しいと思う。

バーネット市議(中央)から賞状を授与される内藤雅義社長

シアトルとサンフランシスコで培ったノウハウをここで出し切りたい」と成功を期す。
 ダイソーは直営店ばかりで、商品を大手スーパーなど量販店へ卸す考えを示している。ネット販売(www.daisojapan.com)は、業者のみに限定している。ロサンゼルス地域3店目の出店を進めているという。
 ダイソーは年中無休。トーレンス店の営業時間は、月曜から土曜が午前10時から午後9時。日曜は午前10時から午後8時。
 DAISO
 3842 Sepulveda Blvd.
 Torrance CA 90505
 (424)-237-2388
 www.daiso-sangyo.co.jp/
【永田潤、写真も】

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