ロサンゼルス市警察(LAPD)のジャック・リクター巡査部長によると、犯人は犯行に及ぶ約20分前に同店を訪れシャツを購入。その後再び来店し、60代の女性店員2人の顔を殴り、レジの中の現金と、店員の財布の中の現金も奪い店を後にしたという。
リクター巡査部長は「犯人は犯行前に店で品物を購入し、レジの中にどれだけの現金があるかを確認したのだろう」と語っている。
防犯カメラが犯人の姿を捉えており、40代くらいのヒスパニック系男性で、身長は約5フィート10インチ(約177センチ)、体重は約200パウンド(約91キロ)。黒髪で口ひげをはやし、黒のジャケットにグレーがかった色のズボン、ダークブラウンの靴を履いていたという。またほとんど英語が話せなかったという。
顔にけがを負った女性店員は病院には行かず、救急隊員による手当を受けた。
小東京はロサンゼルス・ダウンタウンの中でもっとも犯罪発生率が低く、治安の良いエリアとして知られている。
警察当局は事件に関する情報を求めている。情報提供はロサンゼルス警察署、電話213・972・1203、またはクライムストッパーズ、電話1・800・222・8477まで。