LA暴動:発生から20周年

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 1992年4月29日から約1週間にわたり発生した「ロサンゼルス暴動」から今週で20周年を迎える。
 暴動は、ロドニー・キング事件が発端となった。同事件は91年に黒人男性のロドニー・キングさんが、スピード違反で逮捕された際、ロサンゼルス市警察(LAPD)の白人警官数人に殴る蹴るなどの暴行を受け、その様子がビデオカメラに収められていたことから発覚した。その映像は当時、全米のニュースで放映された。
 しかし裁判では、陪審員はビデオカメラの映像から身元が判明した4人の白人警官に無罪判決を下したため、黒人社会への差別があったとして怒りが爆発。暴動へと発展していった。
 6日間におよぶ騒動で、サウスロサンゼルス地区で53人の死者がでたほか、およそ2000人が負傷、各地で火災も発生し、建物などの被害総額は10億ドル相当にも達した。
 暴動から20年が経った今年2月にもフロリダ州で、トレイボン・マーティンさん(17)が自警団員に射殺される事件が発生した。マーティンさんが銃を所持していなかったことから、黒人であることを理由に射殺されたのではないかと、全米各地で抗議活動が起こっている。

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