日米桜寄贈100周年:グランドパークに桜24本

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グランドパーク内Flag Gardenに建てられた桜植樹の記念碑をお披露目する関係者


市庁舎を背に、グランドパークであいさつするモリナ郡参事


 今年夏にロサンゼルス・ダウンタウン中心部にオープンした総面積12エーカーの「グランドパーク」(200 N. Grand Ave.)で2日、桜の植樹記念式典が催された。ロサンゼルス郡、グランドパーク、国際交流基金、在ロサンゼルス日本総領事館の共催。
 桜の植樹は、日本が1912年に桜3020本を米国に寄贈、ワシントンDCのポトマック河畔に植樹されてから今年で100年を迎えることを記念した「日米桜寄贈100周年記念・全米桜植樹プロジェクト」の一環。同公園には「アメリカン・フォレスツ」から、カリフォルニアの温暖な気候に適するように品種改良されたピンククラウド24本の苗木が寄贈され、ヒルとブロードウエー間にある「Garden of Historic American Flags」内に植樹された。
 2日に同公園で行われた記念式典に出席したグロリア・モリナ・ロサンゼルス郡参事(第1区)は、「植樹された桜はまだ小さくデリケートだが、日米関係のようにこの桜も力強く生長し、開花すると思う」と述べ、二国間の友情のシンボルを祝した。また、「桜が開花する来年の春に『みんなの公園』(グランドパークの愛称)で皆さんに会えることを楽しみにしています」と、公園の活用を参加者らに呼びかけた。

このほどお披露目された記念碑と植樹された桜の苗木(後方)


 在ロサンゼルス日本総領事館の新美潤総領事は、「日本にとってロサンゼルスは文化、ビジネス、教育など、すべての分野において特別な存在」と述べ、長年にわたる友情関係に感謝するとともに、桜植樹によるあらたな絆の構築を祝した。
 式典にはこの他、公園の管理を担当するミュージックセンターやロサンゼルス郡の代表者、同地区を管轄区に含む第14区のホゼ・ウイザー・ロサンゼルス市議の代表らが出席し、記念すべき日をともに祝福した。
 式典の後は、グランドとヒル間に位置するパフォーマンス芝地で、コメディアンの神田瀧夢さん司会の下、フュージョン、R&Bの「Heavenese」のコンサートが催された。集まった人々は広々とした芝の上に座り、津軽三味線、和太鼓、尺八、西洋音楽などを取り入れた「Heavenese」の演奏を満喫。会場にはまた、LA着物なでしこ会のメンバーが和装姿を、原宿系コスプレグループ「KAWAII」が現代的なファッションを披露し、会場に花を添えた。
 桜を見るためにチャイナタウンから訪れたと言うヨン・エングさんは、「植樹された桜の木が小さく残念ながらまだ花は見られなかったけど、来年の春が待ちきれない」と、3ブロックにわたる広大な公園を満喫した。 【中村良子、写真も】

津軽三味線、和太鼓、尺八、西洋音楽などを取り入れた演奏を披露する「Heavenese」

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