金井、林両開教師が着任:若手の活躍に期待

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 昨秋、開創100周年を祝った小東京の高野山米国別院に金井弘應(41)、林竜禅(28)の両開教師がこのほど着任した。初という海外での布教活動に意欲を示す若手2人の新天地での活躍に期待が寄せられる。

高野山別院に着任した金井(左)、林の両開教師

 金井師は、昨年末に着任したばかり。埼玉県深谷市出身で駒沢大学仏教学科卒、読売文化センター講師を務めた偉才の真言僧だ。「日本人、日系人、仏教徒に限らず、寛容な仏教のよさを世界に広く伝えたい」という志を胸に海を渡った。参拝者の多さと小東京の中心という立地条件の良さに「可能性を秘めた発展するお寺」と、明るい将来を見出し、早くも当地に骨を埋める覚悟を決めている。今は英語を学びながらの職務で精一杯といい「山や砂漠など自然を見て、国立公園にも行ってみたい」と、米国での生活を楽しみにしている。
 昨秋赴任した林師は、福岡県篠栗町別格本山南蔵院資で、京都種智院大学の仏教学科卒。別院に来て気づいたのは、護摩祈祷など真言宗の精神性に関心を持つ米国人が多いこと。寺の在り方が問われるとし「社会奉仕を含む地域密着の寺を目指して、地域の象徴となるのが理想」と話す。人と話すのが好きで、元々洋画や洋楽に興味があったことから「外国人の友達を作り、話がしたい」と、シアトルで1年間、語学留学を経験した。その間も土日には、同別院の法要に出るなど修行を欠かすことはなかった。趣味の写真は、笑顔のポートレート撮影を得意とし「いろんな所に出掛けて撮って、人と話してたくさんの友達を作りたい」と希望する。【永田潤、写真も】

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