焼死体はドーナー容疑者

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 逃走9日目にビッグベアで警官らと激しい銃撃戦を繰り広げ、火事により死亡したとみられていたクリストファー・ドーナー容疑者の事件で14日、焼け跡から発見された焼死体が同容疑者であることが、歯型などから明らかになった。これにより、警官をはじめ一般市民を震撼させた一連の事件に終止符が打たれた。
 また、ドーナー容疑者が最初に潜伏していたとみられる山荘内で同容疑者に拘束された2人がメディアの取材に応じ、当時の様子を語った。
 拘束されたのは、同山荘の所有者ジム・レイノルズさんと妻のキャレンさん。警察は当初、「ハウスキーパーの女性2人」と発表していたが、2人が名乗り出たことで同夫妻と分かった。
 2人の話によると、スキー客などにレンタルしている山荘を掃除するため、12日正午ごろ山荘に入ると、室内でドーナー容疑者と鉢合わせたという。
 容疑者はすぐさま夫妻に銃を向け「落ち着け」と叫び、「君たちを傷つけるつもりはない。自分の潔白を証明したいだけだ」と繰り返しながら、落ち着いた様子で2人の手足を縛り、小さなタオルを口の中に詰め、2人を寝室に拘束した。
 夫妻が山荘周辺の雪かきをしているのを部屋から見ていたというドーナー容疑者の話から、夫妻は、容疑者が早くて8日ごろから山荘に潜伏していたと思うと述べた。夫妻は近くにある別の山荘で寝泊まりしていた。
 ドーナー容疑者はその後2人の乗用車を盗み逃走。午後12時20分ごろ、キャレンさんは縛られた状態で警察に通報。ドーナー容疑者は、パトロールにあたっていた加州魚類鳥獣保護局や警察らと銃撃戦の末、サンバナディーノ郡シェリフ局の刑事を射殺。別の山荘に逃げ込んだが、警官や連邦捜査局らに包囲され、銃声が鳴り響いた後山荘は炎に包まれ、焼死体として発見された。
 ドーナー容疑者は、ロサンゼルス市警察を解雇されたことを逆恨みし、3日にアーバインで元警官の娘とその婚約者を射殺した後、リバーサイド郡で同市警察の警官を射殺し、ビッグベアに逃走していた。

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1 Comment

  1. 4名の方の命は返ってきませんが事件解決 でもなんとなく後味が悪い。
    それにしても少数のドーナー支持者がLAPDの前でデモストレーションをしてたましたがこの人達何を考えてるのだろうか?

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