五明真さんが個展:「邂逅感」のある作品8点

0

五明さんと布をカーテン状にした作品

五明さんと布をカーテン状にした作品

 大阪教育大学教養学科芸術講座で教える准教授の五明真さんが来米し、小東京のギャラリー「LAアートコア」で個展を開いている。五明さんが日常生活の中からイメージし創造した大小8点の作品が披露され、展示は30日まで開催。
砕いた鏡に色を塗り積み重ねた小立体

砕いた鏡に色を塗り積み重ねた小立体/caption] 砕いた鏡に色を塗り積み重ねた小立体

 五明さんの作品は、布を用いた直径2・3メートルあるサークル状の立体作品と、柱状の立体作品、さらに、砕いた鏡の裏に色を塗ったものを積み重ねて制作された小立体、ドローイングなど。五明さんの幼少期から今までの個人的な体験を基に作られており、普段の生活の中から紡がれるという。
 作品の発想は、日常の中からイメージを発展させるスタイルをとるため、滞米中は今後の作品作りのためにスーパーなどに通った。また、地元の美術系が有名なUCLAやUSC、パサデナ・アートセンター・オブ・カレッジデザイン、PCCなども視察した。今回が初の海外展示で、鑑賞者から「ドローイングに情熱が凝縮されている。柱状の作品が不思議でいい」など評価を得た。今後については「アメリカを皮切りに欧州やアジアなどで作品を発表し、機会があればまたアメリカでも展示したい」と意欲を示している。
 五明さんは「制作する上で、作品が何かを示しているようで、特定のものを示さないようにしている」と語る。その不特定さについて「作品を見る人、それぞれの記憶の中の形や情景と響き合ってほしいため」と説明し、「個展では邂逅(かいこう)感のある作品が味わってほしい」と願っている。
 ギャラリーの開館は、水曜から日曜までの正午から午後5時まで。詳細は、電話213・617・3274。
 www.laartcore.org.

Share.

Leave A Reply