佐藤琢磨、19日に最終戦:2度の優勝へ全力疾走

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記者会見で2勝目に向け意気込みを語る佐藤

記者会見で2勝目に向け意気込みを語る佐藤

 元F1ドライバーの佐藤琢磨が参戦する自動車レース「インディカー・シリーズ」の今季最終戦が19日午後5時50分から、ロサンゼルスの東へ車で1時間ほどのフォンタナにある「オートクラブ・スピードウエー」で開催される。佐藤選手は本番に備え9月下旬、同コースでテストを重ねてセットアップに努め、順調な仕上がりを見せた。参戦4年目の今季第3戦のロングビーチで悲願の初優勝を果たした佐藤は、2度目の優勝へ向け全力疾走を誓った。
 フォンタナでの忙しいテストの合間に記者会見に臨んだ佐藤。ロングビーチで勝っているだけに、地元記者の質問が佐藤に集中した。
佐藤琢磨はフォンタナのテストで周回を重ね感触をつかんだ

佐藤琢磨はフォンタナのテストで周回を重ね感触をつかんだ

 同コースは昨年初めて経験し、後方からのスタートながら猛追し、中盤で首位に立った。終盤まで優勝争いを演じたものの単独スピンを喫し、残念な結果に終わった。今年のレース展開について「昨年は、最終周まで誰が勝つのか分からない状況だった。多分、去年のように接戦になると思う」と予想。マシンについては「昨年は初めてだったので、レースに向けての仕上げ方が分からなかったけど、今年はうまくいっている。このコースはとてもエキサイティングで、スリリングなので、最後まで誰が勝つのか分からないので楽しみだ」と頼もしく話した。
 夜開催の決勝レースは、昼間のテストと比べて気温が大きく違い「車のセットアップに影響が出る」と佐藤は語る。路面は、温度などコンディションの変化よるタイヤの選択と空気圧、前後のウイング調整によるダウンホースの付け方、その他はサスペンションの選択などが、その都度変わるため難しいとするが「車は順調に仕上がっている。ピットストップ(タイヤチェンジや燃料給油など)のタイミングが重要なのでうまくこなしたい」と述べ、500マイル(1周約2マイルを250周)の長丁場の本番を睨む。
 ロングビーチの市街地コースと比べ、ファンタナはオーバルコース。その魅力について佐藤は「サイド・バイ・サイドの接戦が見られる。オーバルで勝ったことがないので、ぜひここで2勝目を挙げたい」と意気込む。ファンを大切にする佐藤はまた「西海岸と南カリフォルニアには日本人のファンが多くいるので、味方につけたい」と希望。レース会場では今年も佐藤の大好物のポークチョップサンドイッチが佐藤の名を冠し「タクマ・ポークチョップサンドイッチ」として販売される。そのソースはワサビを効かせた特製だという。
 レースチケットとパドックパスがついた35ドルの特別チケットが販売され、佐藤のQ&Aに参加できる。さらに、格上のVIPチケット(400ドル)が用意され、ビールとワインが付き、佐藤のレース車両を運ぶトラック内の見学やビクトリーレーンのパスなどがつく。
 詳細は電話800・944・7223。
 ホームページ―
 www.autoclubspeedway.com/SATO
 Auto Club Speedway
 9300 Cherry Avenue
 Fontana, CA 92335
【永田潤、写真も】

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