Sustainable Little Tokyo:小東京の近未来を考える

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開発が進む中、どのように小東京のアイデンティティーを維持していくか話し合う「コミュニティー・アイデンティティー・文化芸術」テーブル

開発が進む中、どのように小東京のアイデンティティーを維持していくか話し合う「コミュニティー・アイデンティティー・文化芸術」テーブル


活発な意見交換が繰り広げられた「都市計画開発」テーブル

活発な意見交換が繰り広げられた「都市計画開発」テーブル


 小東京の近未来構図を考え、意見を交わすワークショップ「Sustainable Little Tokyo」が9月27日から29日まで、小東京で開かれた。3日間にわたり、住民やビジネスオーナーをはじめとするコミュニティーメンバー計164人が集まり、小東京の10年、20年後を見据えた話し合いを展開した。
 同ワークショップは、小東京の文化や歴史を保存しながら、これからどのように発展していくべきかを話し合い、コミュニティーの意見を事前に集めることで、今後の開発事業などの参考にすることを目的としている。同イベントは、小東京協議会、リトル東京サービスセンター、天然資源保護協議会、エンタープライズ・コミュニティー・パートナーズなど、複数団体、企業が協力し実現した。
 27日に高野山で開かれたワークショップには、小東京の未来を話し合うため約100人が集まった。会場には、「コミュニティー・アイデンティティー・文化芸術」「都市計画開発」「街の機動性とつながり」「グリーン・インフラストラクチャー(地球に優しい社会基盤)」「地域社会開発」「マーケティング・経済分析」「メトロ」と7つのディスカッションテーブルが用意され、それぞれ専門家が待機。参加者は、各自興味のあるテーマを話し合うテーブルを訪れ、現在進行する事業内容の説明を受けたり、今後小東京に必要な要素を提案したりと、活発な意見交換が繰り広げられた。
 「都市計画開発」のテーブルでは、今後小東京に必要なものとして多くの参加者から「低所得者用の住宅」と「駐車場」が挙げられた。また「コミュニティー・アイデンティティー・文化芸術」テーブルでは、ここ10年で数々の開発事業が展開される小東京で、今後どのように小東京のアイデンティティーを守っていくかなどが話し合われ、さらに、2020年までに開通を目指す、メトロのリージョナルコネクター建設などを受け、「街の機動性とつながり」テーブルでは、一街とセントラル通り角に予定されている小東京駅から周辺への機動性とつながりをどうしたら有効に機能させられるかなど、さまざまな意見が交わされた。
 3日間におよぶワークショップで集められたコミュニティーの意見はそれぞれのテーマでまとめられ、10月中に一般に公開される予定。公開ミーティングの日程など詳細は、小東京協議会のホームページに掲載される。アドレスは―
 www.littletokyola.org
 同協議会では現在、一般会員の登録を受け付けている。詳細は、岡本雅夫さんまでメールで―
 [email protected]
【中村良子、写真も】

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