大正クラブ:日系医師ら日本語で診断

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血液検査を受ける清水さん(手前)

血液検査を受ける清水さん(手前)


目に異常がないかなどを検査するリリー・マック眼科医

目に異常がないかなどを検査するリリー・マック眼科医


 趣味の会「大正クラブ」(福岡健二会長)は3日、恒例の「健康フェア」(鈴木博久、府川ビル共同実行委員長)を小東京の教会で催した。今年は、ロサンゼルス郡からフルー予防注射が支給されないというトラブルに見舞われたが、その他の検査や各種サービスに計231人が来場した。健康フェアは今年で34回目。
 大正クラブが主催する同健康フェアは、日系社会の医療分野にボランティアで奉仕する医師や看護師、医療関係者らで構成される非営利団体「日系医療協会」(JCHA、会長=桜井フレッド医師)の協力を得て、毎年11月の第1日曜日に開催している。
 今年は、フルー予防注射が支給されなかった以外、昨年とほぼ同じ内容で、血液検査や視力検査、聴力測定、血圧測定をはじめ、健康相談(一般内科や胃腸消化器、眼科、泌尿器科、足膝科)、指圧、針療法などが設置され、医師や看護師、特殊技能士や大正クラブの会員ら約80人近くがボランティアで対応した。
 おととしに続き、今回が2回目の利用というサンペドロ在住の清水智江美さんは、「一カ所にさまざまな分野の医師が集まっていて、その場で診てもらえるのでとても便利」といい、日本語が通じることや開催が日曜日であること、さらに大正クラブのメンバーのみならず、一般にも利用をオープンにしている点などを挙げ、「とてもありがたい」と感謝した。
 清水さんはこの日、血液検査を受けた。「結果の詳細を必ず知らせてくれ、(JCHA主催の)無料健康相談で分かりやすく説明してくれるなどフォローアップもしっかりしていてとても助かっている」と話し、ボランティアの活動に敬意を示した。
 共同実行委員長の鈴木さんと府川さんは、2カ月前から医師や看護師、特殊技能士らに手紙を出し準備をしているといい、「ボランティアを受け入れてくれる医師らには感謝している」と述べるとともに、会員の高齢化により、準備を手伝うボランティアが減り、年々準備も厳しくなってきているとし、会員およびボランティアを募っている。また同クラブの福岡会長は、「社会奉仕は大正クラブの活動の1つであり、先輩方から受け継いだボランティア精神を今後も続けていきたい」とした。
 JCHAは24日(日)正午から午後2時まで、無料医療相談を西本願寺ロサンゼルス別院(815 E. 1st St.)で催す。同フェアで血液検査を受け、自宅に郵送された検査結果についての相談や説明などにも日本語で応じる。詳細はJCHAまで、電話310・316・5659。
【中村良子、写真も】

会場二階に設置された指圧・マッサージ療法

会場二階に設置された指圧・マッサージ療法

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