「還暦」の祝賀会、盛大に:母校早大との絆を再確認

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IMG_7161 早稲田大学の同窓会支部「ロサンゼルス稲門会」(荒木逸治会長)は設立60周年記念祝賀会を本学から花尾能成・総長室長を招き2月22日、トーレンスのホテルで開いた。会員約130人が60年の歩みを振り返り、「還暦」の節目を盛大に祝うとともに、母校との絆を再確認した。
 LA稲門会は1954年、初代会長の故鳴海米生さんら卒業生数人が設立した。母校の発展に寄与し、会員間の親睦を図ることを目的とし、趣向を凝らした楽しいイベント作りを心掛けている。活動は、新年総会、新人歓迎バーべーキュー大会、ゴルフ、テニス、ソフトボール、ボウリング、スキー、ピクニック、バスツアーなど盛りだくさんの内容だ。モットーの「年齢、男女を問わずみんなが楽しめる会」は、いつまでも変わりはない。
 本学との絆を大切にし、恩返しを続ける。7年前の大学創立125周年では目標とした1万ドルを超えるお祝い金を、今回の祝賀会では新設される学生寮への寄付金5000ドルを贈った。東日本大震災の義援金約1万5000ドルは、奨学金として母校を通じて送り被災した後輩を支援した。

大きなチェックを贈った寄付金の贈呈式

大きなチェックを贈った寄付金の贈呈式

また、歴代総長をはじめ、卒業生の総理経験者(海部、小渕の各氏)や作家、芸術家などの著名人、スポーツ選手などの訪米を歓待し、歓迎会や講演会を開いている。さらに、運動部(野球や卓球、アメフト)の米国遠征を手助けし、LA近郊の大学へ通う本学からの留学生の緊急時の対応も行っている。
 60周年の祝賀ムードが漂う中、荒木会長があいさつに立ち、会を設立した先人の苦労を察しながら「活発な活動ができるのは、歴代会長や幹事のおかげ」と敬意を表した。「60年前に先輩たちが熱い思いで作ったこの稲門会をわれわれの世代がさらに大きくしたい。駅伝のように先人からつないだタスキを次世代につなぐことを誓いにしたい」と、決意を新たにした。
 来賓が祝辞を贈り、総長代理の花尾氏は本学の近況を報告し、2032年の創立150周年に向け、グローバルリーダーを養成するなどの中長期計画「早稲田ビジョン150」を紹介。「早稲田大学の発展には、校友の力が必要」と力を込め、継続した支援を求めた。校友会代表幹事の福田秋秀氏は、校友会は世界に1500支部、会員約60万人が活動すると説明。「大学と一体となり『ビジョン150』をいかに達成するかが大切」と説き、「アメリカから早稲田の成長を支えていただきたい」と呼びかけた。
 スポーツイベントを中心に4大学で交流する慶応大、姉妹校の高麗大と延世大(ともに韓国)の各校友会の代表が祝辞を述べ、それぞれから大きな花輪が贈られた。会員の吉見愛子さんは、講談師吉見愛鶴として登場。絶妙なタイミングで張り扇をたたきながら、母校についてや支部の歴史、早大生の気質などを抑揚を付けおもしろく話し、会場を沸かせた。祝典参加のために来米した早大グリークラブOB20人が美声を響かせ花を添え、校歌「都の西北」を参加者全員で大合唱し、心をひとつにした。
 60周年の祝賀を終え、荒木会長は今年の抱負として「次の10年に向けて走り出す重要な1年ととらえている。ご縁を大切に、校友が気軽に集い懇親を深め、より有意義で校友でよかったなと思えるような稲門会にしたい」と話した。
 www.la-tomonkai.org
【永田潤、写真も】
参加者全員で校歌「都の西北」を大合唱した

参加者全員で校歌「都の西北」を大合唱した


LA稲門会の設立60周年を祝った参加者約130人

LA稲門会の設立60周年を祝った参加者約130人

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