メトロ理事会:乗車賃引き上げを承認

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9月から初乗り運賃が1・75ドルに引き上げられる。写真は小東京/アートディストリクト駅を出発するゴールドライン

9月から初乗り運賃が1・75ドルに引き上げられる。写真は小東京/アートディストリクト駅を出発するゴールドライン


 ロサンゼルス郡のメトロ理事会は22日、メトロバスと鉄道の運賃引き上げ案を承認した。これにより、9月以降の初乗り料金が現行の1・50ドルから1・75ドルへ引き上げられる。メトロが提案していた2017年に2ドル、2020年に2・25ドルへとする追加引き上げ案はさらなる調査が必要として否決されるとともに、学生料金は据え置きとなった。

 承認された新料金では、現在5ドルの1日パスが7ドルに、週間パスが20ドルから25ドルに、また30日パスが75ドルから100ドルに、EZパスは84ドルから110ドルへとそれぞれ引き上げられる。
 一方メトロは、最初の乗車から2時間以内であれば、乗り換え(トランスファー)が無料でできる新システムを導入。これにより、かつて乗り換えるたびにかかっていた基本料金が2時間以内であれば一律1・75ドルで済むことになり、乗り換えをする乗客にとっては値上げ前よりも運賃を節約することができる。
 シニア/障害者料金は、ピーク時利用料金が現行の55セントから75セントに、1日パスが1・80ドルから2・50ドルに、30日パスが14ドルから20ドルに、EZパスが35ドルから42ドルへと引き上げられる。
 メトロによる運賃値上げは1993年以来これで4度目となり、2010年に1・25ドルだった初乗りが現行の1・50ドルへと引き上げられた。メトロによると、2016年に約3680万ドルの赤字を計上すると見られており、損失は向こう10年で2億2500万ドルまで膨らむと推定されている。
 22日にメトロ本社で開かれた公聴会では、130人以上の市民の多くが運賃値上げに強く反対を表明。理事会メンバー内では、グロリア・モリナ郡参事が唯一、「公共機関に頼らざるを得ない低所得者が多く住むロサンゼルスでの値上げは不適切」と運賃引き上げに反対を表明した。
 その他詳細および新料金体制は、メトロのホームページで―
 www.metro.net/

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