男の手料理・ビーフバンブー

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 フィリピン方面の料理だと思うが、牛肉とタケノコの炒め物がある。
 僕が渡米し、最初に通った語学学校の近くのレストラン。日系人のご主人が料理していたと思うが、フィリピンの娘さんがサーブしており、「私のところの料理」と教えてくれた。多分オリジナルとはだいぶ違うだろうし、もしかしたら彼女の家庭料理だったのかも。
 材料は1人分。牛肉のこま切れ100gほど(または片手に山盛り一杯)、タケノコスライスが肉の半分から同量、青ネギ2〜3本3センチほどのぶつ切り、ニンニク1かけ、セラノチリ4分の1〜半本(好みで調整)、卵1個。カレー皿のようにちょっと深みのある皿を用意。
 牛肉は短冊かぶつ切りにする。どうせ小さいならとひき肉を使ったらまずかった。ある程度かたまりの方がいいようだ。スライスしたニンニクとチリを炒め、かおりが立ってきたら肉とタケノコを炒める。ここにしょうゆをたっぷりかけて(味の好みはあなた次第)炒め、最後に青ネギを入れさっと炒める。
 しょうゆとタケノコ、肉からたっぷり汁がでるが捨てたり煮詰めたりしないこと。
 フライパンがあと1つあれば同時に卵を料理。割りほぐしてパンケーキのように焼く。なければ肉料理の前に卵を料理し、小皿に移しアルミ箔などでカバーし料理中のフライパンのそばに置いておくとあまりさめない。
 皿にご飯を盛り、炒めた時の汁を回しかけ、具と卵を上に乗せる。
 卵をほぐしながら肉汁がしみた熱々のご飯と極辛の具と一緒に頬張る。
 欲をいえば日本米のモチモチしたものよりサラっとしたタイ米の方がおいしいと思う。しかしこれも好み。味や食感はあくまでも食べる人に合わせるのが一番。
 有名なレストランやレシピサイトでみつけたレシピは材料が高かったり、日本では普通に手に入ってもこちらでは大変、ということもある。家庭料理の場合、調理法は「こうでなければ」より「これでもいいか」が一番。男の手料理、これからもちょくちょく紹介したいと思う。【徳永憲治】

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