2014年度ウーマン・オブ・ザ・イヤーに選ばれた受賞者と関係者。右から、JACLロサンゼルス支部のキタ支部長、受賞者の平山さん、与那嶺さん、藤間さん、佐藤さん。左端は南加日系婦人会の猪瀬会長
2014年度ウーマン・オブ・ザ・イヤーに選ばれた受賞者と関係者。右から、JACLロサンゼルス支部のキタ支部長、受賞者の平山さん、与那嶺さん、藤間さん、佐藤さん。左端は南加日系婦人会の猪瀬会長

あいさつに立つ南加日系婦人会の猪瀬会長
あいさつに立つ南加日系婦人会の猪瀬会長

 日系市民協会(JACL)ロサンゼルス・ダウンタウン支部と南加日系婦人会は4日、日系社会に貢献した女性を表彰する「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」の2014年度祝賀会をクワイエットキャノンで催した。

 満席となった会場には、日系諸団体の代表をはじめ、受賞者の家族や友人など約400人が参加。4人の長年にわたる功績および無私無欲の奉仕精神をたたえた。
 あいさつに立った南加日系婦人会の猪瀬加代子会長は、「彼女たちのような素晴らしい方々のおかげで、われわれ日系社会がより良いものになっている」と述べ、感謝の言葉を贈った。
 今年度ウーマン・オブ・ザ・イヤーに選ばれたのは、これまで300人以上に日本舞踊を指導している藤間勢涌美さん、沖縄芸能の継承に尽力している与那嶺恵子さん、テレビやラジオのアナウンサーや教師、日系団体で理事などを務める平山裕子さん、栃木県大田原市とウエストコビナ市の姉妹都市提携や震災復興へ向けた義援金集め、また数々の日系諸団体でボランティアを務める佐藤芳江さんの4人。受賞者をよく知る友人などがあらためて4人を紹介した。
 受賞者4人は、JACLロサンゼルス・ダウンタウン支部と南加日系婦人会、またロサンゼルス郡、ロサンゼルス市から感謝状が授与された。
 4人を代表してあいさつに立った藤間さんは、主催者はじめ集まった大勢の友人らを前に日本語と英語で礼を述べるとともに、「1963年から続く歴史と伝統ある賞にわれわれを選定してくださり、大変光栄に思います」と感謝した。
 JACLロサンゼルス・ダウンタウン支部と南加日系婦人会によるウーマン・オブ・ザ・イヤーは、1963年から2014年までに、計170人の日系女性功労者に授与されている。
【中村良子、写真も】

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