レッドスキンズ論争の解決策

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 自分がミネソタに留学中の1987~88年シーズンは、ストライキがあったり、代替選手での試合が行われたりしたが、ワシントン・レッドスキンズが強かった。ダグ・ウィリアムス選手が、黒人のクォーターバックとして初めてスーパーボウルに出場し、勝利を導き、MVPを獲得し、ニュースで大きく取り上げられた。
 僕は日本で中学の頃からアメリカに憧れ、興味津々に全米プロアメフトリーグ(NFL)のチームのロゴや名前を覚えたものだ。レイダーズ、ドルフィンズ、ジェッツ、スティーラーズ、49ナーズ、等々。
 あずき色のヘルメットにインディアンの顔がデザインされているのがレッドスキンズだ。訳すと「赤い肌」だが、スピリチャルな力が漂う独特な表現で、カッコいいけど不気味と感じた記憶がある。
 当時の僕は浅はかにも、「アメリカン・インディアン」は、ジョン・ウェインの映画で描かれた勇敢だが野蛮なイメージしかなかった。そして皆同じ一つの民族と思っていた(現在、566部族が公認されている)。
 ワシントン・レッドスキンズのオーナーは、先住民の勇気や力強さを意味し、侮辱ではないとコメントし、名前を変える意志はないらしい。しかし「差別を受ける側」に立って考えることが重要である。事実「皮膚の色」で差別的に使われ、傷つけられて不快に感じる人が存在する。明らかに蔑称だ。ステレオタイプは偏見を生み、ネガティブな影響を及ぼす。過去の歴史と将来の展望を考慮し、チーム名は変更すべきである。今こそ、思いやりのある配慮が必要だ。
 他にも、インディアンズ、チーフズ、セルティックス、ブレーブス、セミノールズ、ブラックホークス、バイキングス、カナディアンズ、カナックスなどがある。全て変更を望む。
 そこで、解決策を提案する。一層のこと、名前は基本的に動物(植物も含む)から名付けるルールにしたらどうか? ちなみに大学のチーム名で1番多いのがイーグルス、2番目がパンサーズ、3番目がタイガースだ。十分チームの特色は出せると思う。【長土居政史】

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