愛媛、広島が合同で訪日:母県で郷土愛を再確認

0

道後温泉に宿泊し親睦を深めた南加県人会のふるさとツアーの一行

道後温泉に宿泊し親睦を深めた南加県人会のふるさとツアーの一行

 南加の愛媛、広島の両県人会が先月末、合同で訪日する「ふるさとツアー」を実施し、母県を訪れて郷土愛を再確認した。ツアーは、会員の親睦を図るため、愛媛県人会と広島県人会青年部会が合同で企画。各県人会から愛媛9人、広島8人、神奈川2人の老若男女19人が参加した。

愛媛県庁を訪問し、中村時広知事(右)と記念品を交換する大谷喜平会長

愛媛県庁を訪問し、中村時広知事(右)と記念品を交換する大谷喜平会長

 愛媛県人会大谷喜平会長=八幡浜市出身=ら一行はまず、愛媛を訪問。内子や砥部など松山市近郊を皮切りに、松山城や伊予かすり会館、道後温泉、タオル美術館や瀬戸内しまなみ海道、佐田岬半島など東中南予を精力的に観光した後、広島県へ移動し県庁訪問や原爆ドームや宮島など名所を回った。
 愛媛県人会の元会長、菊池安雄さん=伊方町出身=は5年ぶりの里帰り。前回はリーマンショック直後で不景気風が吹いていたというが「今回は人々の表情が明るく、街も活気づいているように感じる。特に松山は賑わっている」と喜んだ。「故郷を離れて60年近くになるが、片時も愛媛県のことは忘れたことはない」と感慨深げに話した。
 愛媛県海外協会の案内で、大谷会長と向井ケン・広島県人会青年部会長ら6人が県庁に中村時広知事を表敬訪問。歓迎した中村知事が、県が瀬戸内の島々を舞台に半年間、広島県と共同イベントを実施していることを紹介すると、大谷会長は「南加でも瀬戸内海を挟んだ愛媛と広島の両県人会で何かできないかと話し合っている」と、本家と同様の連帯ぶりを強調した。知事は「皆さんのルーツの愛媛は食べ物や技術産業もバラエティーに富んでおり発展している」と近況を話しながら「本県からもカリフォルニアを訪問する機会を作りたい。その時はよろしく」と、訪米に意欲を示した。

Share.

Leave A Reply