パイオニア5人を表彰:日系社会の発展に貢献する

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二世週祭

5人の受賞者(前列)と来賓、関係者(後列)ら。前列左から、イワシタ、西元、イノウエ、米澤、カワセの5氏。後列は、左端が岡本実行委員長、右端は堀之内秀久、サビーン総領事夫妻

5人の受賞者(前列)と来賓、関係者(後列)ら。前列左から、イワシタ、西元、イノウエ、米澤、カワセの5氏。後列は、左端が岡本実行委員長、右端は堀之内秀久、サビーン総領事夫妻

第74回二世週祭(岡本雅夫実行委員長)が選出したパイオニア賞の表彰昼餐会が13日、ダブルツリー・ヒルトンで開かれた。南カリフォルニア各地区の日系社会の発展のために尽力し、その礎を築いたバート・イノウエ、ボビー・イワシタ、フランク・カワセ、西元美代子、米澤義人5氏の社会貢献をたたえ表彰、出席者約250人が先駆者の受賞を盛大に祝った。

岡本委員長があいさつに立ち、全受賞者の偉業について「それぞれの分野で、地元コミュティーの基礎を作ってくれた」と称賛。参加者に向けて「各自の功績を顕彰し、受賞を祝うだけでなく、パイオニアの足跡を認めて、後に続き日系社会の遺産を受け継いでもらいたい」と、期待を寄せた。

トラクターの荷台に乗るカワセさん夫妻と孫たち(写真上)グランドパレードに参加した米澤義人、純子さん夫妻。中央は、孫のフェイランくん(同下)

トラクターの荷台に乗るカワセさん夫妻と孫たち(写真上)グランドパレードに参加した米澤義人、純子さん夫妻。中央は、孫のフェイランくん(同下)

日系諸団体の代表ら来賓4人が祝辞を述べ、賛辞を惜しまず、それぞれの卓越したリーダーシップや献身、先見性を認め、わが身を犠牲にして日系社会に尽くした受賞者に敬意を表した。
堀之内秀久・在ロサンゼルス日本総領事は、二世週祭に初参加した印象を述べ「すべての年齢層が、楽しむことができて素晴らしい」と絶讃。パイオニアの顕彰の意義を強調しながら「社会に重要な貢献をし、南加で日系人の存在感を高めてくれた。敬意と謝意を表したい」「この国においては、勤勉で規律正しくし、日本人の好印象を持たせてくれた」と述べた。「若い世代の鑑となり、リーダシップを発揮し、未来の日系社会のために尽力してほしい」と祈念した。
受賞者を代表してカワセさんが、謝辞を述べた。受賞を光栄とし「われわれ5人の受賞者の所属団体と、選考した二世ウィークファンデーション、家族と友人、その他多くの人々に長い間にわたり支えられたので奉仕することができた」と謝意を表した。今後については「日系社会のために、これからもずっと尽くしたい」と、さらなる活躍に意欲を示し、万雷の拍手を浴びた。
受賞者は、ロサンゼルス市と二世週祭委員会から賞状を授与された。10日に行われたグランドパレードでは、それぞれこれまでの奉仕活動を支えた妻や孫たちとオープンカーに乗り込み、沿道のすずなりの観衆からひときわ大きな喝采を浴びていた。
5人は偉大な功績を果たしたにもかかわらず、おごらず、受賞は「せんえつ」「賞には値しない」などと皆控えめだ。受賞を励みに、よりいっそうの社会貢献を誓った。
イノウエさん 選んでもらえて、とてもうれしい。今までいろんな団体でボランティアしてきたことが認めてもらった。(受賞して)いっそう力が沸いてきた。もっと頑張りたい。
カワセさん みんなの力で今日までやってこられた。「ありがとう」といいたい。パレードにタナカ農園のトラクターに家族と友達と一緒に乗って祝ってもらい感無量。
イワシタさん 受賞は予期せず、本当にうれしい。コミュニティーサービスは、自分の使命だと思っている。多くの団体に入り、頼み事を引き受けてきた。これからもオレンジ郡の日系社会のために頑張る。
西元さん 賞をいただいたけど、ちょっと恥ずかしい。先輩などみんなに導かれ、ここまでやってくることができた。これからも1時間でも2時間でも多く社会のために奉仕したい。
米澤さん もっと他に立派な人がいるのに、こんな自分が賞をもらい申し訳なく思う。でも、何かの縁だと思うので、体の続く限り、七夕まつりと県人会のために頑張りたい。【永田潤、写真も】

グランドパレードで手を振る西元和彦、美代子さん夫妻。左は、孫のダニエルくん(写真左)バート、忍・イノウエさん夫妻(同右)

グランドパレードで手を振る西元和彦、美代子さん夫妻。左は、孫のダニエルくん(写真左)バート、忍・イノウエさん夫妻(同右)

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