
西羅府近郊詩吟同好会の創立50周年記念吟詠大会に集まった来賓や会員

吟舞「祝賀の詞」を吟じる重川師範(左)と、舞を披露する坂東流の坂東拡三也師範
約50人が集まった記念祝賀会では、黙とうに続き、植野宗龍師範(錦龍会)による先導で追悼詩の合吟が行われ、先亡者の面影を偲びつつ、心から冥福を祈った。

書道吟「桜花の詞」を吟じる国誠会の下前国信師範(左)と、書を披露する文化書道の小笠原華石師範
南加詩吟連盟の西川国順理事長、西羅府仏教会開教使の宇宿文章師、元ウエストロサンゼルス大学学長の藤本ジャック博士から寄せられた祝辞がそれぞれ代読され、創立当初から50年間にわたり同会の活動を支えてきた大東氏、植野氏、秦湧叡氏(錦龍会)、重川昭水氏(錦友会)の4氏に、下前委員長から記念品が贈呈された。
続いて開かれた吟詠大会では、会員、来賓、師範の吟詠に加え、50周年を祝う吟舞「祝賀の詞」(吟=重川師範、舞=坂東流の坂東拡三也師範)と、書道吟「桜花の詞」(吟=国誠会の下前国信師範、書=文化書道の小笠原華石師範)が披露され、会場に集まった人を楽しませた。
最後は、出席者全員による「富士山」の大合吟をもって閉会となった。
【中村良子、写真も】

下前委員長(左端)から記念品が贈呈された発足当時からの会員メンバー(右から)重川師範、植野師範、秦師範、大東師範