キティ・コン:キティの世界観を満喫

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音楽に合わせてダンスを披露するキティ

音楽に合わせてダンスを披露するキティ

 サンリオの人気キャラクター、ハローキティの誕生40周年を記念して、小東京にあるロサンゼルス現代美術館(MOCA)のゲフィン・コンテンポラリーで10月30日から11月2日までの4日間、世界初のコンベンション「ハローキティ・コン2014」が開催された。地元ロサンゼルスだけでなく、カリフォルニア州外からも多くの人が訪れ、およそ2万6千人が来場。キティの世界観を大いに満喫できるイベントとなった。

日本で販売されている商品も並んだ売店コーナー

日本で販売されている商品も並んだ売店コーナー

 会場ではキティがデザインされたドレスや、今では入手困難な懐かしの商品が展示され、サンリオのオリジナル商品のほか、ライセンス契約によってデザインされた化粧品やアクセサリー、文房具、電化製品に至るまで、数多くの商品が販売された。米国だけでなく、日本で販売されている商品も並んでいた。
 会場にいくつもあるブースには、ゲームやネイル、タトゥーコーナーまであり、すべてがキティ一色。ネイルコーナーでは日本から訪米したネイルアーティストが大人だけでなく、こどもにもサンリオの人気キャラクターを描いてくれ、タトゥーコーナーではキティのタトゥーを入れようと朝から長蛇の列が出来ていた。
キティの出で立ちをしてファンを出迎えるスタッフ

キティの出で立ちをしてファンを出迎えるスタッフ

 4日間のコンベンションではサンリオ関係者やキティにゆかりのある人物が招かれ、パネルディスカッションや講演なども行い、連日多くのキティファンが参加した。
 キティ3代目デザイナーの山口裕子さんも訪米し、会場の専門ブースで自ら絵を描きキティファンにサインをプレゼントしていた。
 「キティはアイコンから抜け出した世界でオンリーワンのキャラクター。今後はミュージカルスターを目指し、歌やダンスなどにも力を入れ、世界中の人に知ってもらいたい」と力を込める。
 男性を対象とした「ハローキティメン」も手がけ、40年後には男女関係なく、衣食住すべてを網羅するキャラクターを目指す。「女の子だけでなく、これからは男性のキティファンも増やしていきたい」と意気込みを語った。
 世界でキティの人気が出始めたのはロサンゼルスのセレブリティーからの支持も大きかったと話す山口さんは、「ロサンゼルスからキティが新しく生まれ変われるのではと楽しみにしている」と話した。
 開催前日の29日には関係者を集めたパーティーが行われ、日本のロックバンド「X JAPAN」のYOSHIKIさんが登場し、キティのために作ったテーマ曲を披露した。「ヨシキティ」としてキティとのコラボ作品もあるYOSHIKIさんは昨年他界したサンリオ副社長の辻邦彦氏とも交遊があり、生前からキティのテーマ曲を依頼されていたという。「今日やっとその夢が叶いました」と話し、曲を披露できたことを喜んだ。
ライン・ホテルに宿泊したマーガレット・カドイさん。後ろが客室のアメニティーグッズ

ライン・ホテルに宿泊したマーガレット・カドイさん。後ろが客室のアメニティーグッズ

 コンベンションの開催に伴い、ロサンゼルス市内のレストランやホテルでもキティとのコラボ商品が生まれた。コリアンタウンに近いライン・ホテルでは、キティグッズで揃えられた客室が登場。バスマットやバスローブ、スリッパ、ボディーシャンプーなどアメニティーのすべてがキティで統一され、宿泊者はそれらすべてを持ち帰ることができるプランとなっている。
 イリノイ州シカゴから訪れたマーガレット・カドイさんは大のキティファン。幼い頃、日本に行った時にキティに魅了されそれ以来ファンだという。キティ・コンに行くためにライン・ホテルに宿泊した。「宿泊代は約360ドル。部屋に置かれている100ドル相当のキティグッズはすべて持ち帰れるのだからファンにとってはうれしいプラン。キティに囲まれて充実した滞在になった」とご満悦の様子。
 キティ・コンには朝9時から並び、「結局会場では250ドル相当の買い物もして、スーツケースはキティでいっぱい。でもコレクションが増えて嬉しい」とキティの世界観を満喫できたようだった。【吉田純子、写真も】
キティのテーマ曲を披露したYOSHIKIさん

キティのテーマ曲を披露したYOSHIKIさん

自らキティの絵を描くキティデザイナーの山口裕子さん

自らキティの絵を描くキティデザイナーの山口裕子さん

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