命の電話とNCM2が共催:日系ヘルプラインの支援で

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クリスマスコンサート

美声を響かせ賛美歌を披露するNCM2

美声を響かせ賛美歌を披露するNCM2

 「命の電話友の会」(半田俊夫会長)と日系ゴスペルクワイア「NCM2」(牧良夫リーダー)の共催による「いのち」クリスマスコンサートが昨年末、小東京センテナリー合同メソジスト教会で開催された。公演は日系ヘルプライン「命の電話」の活動資金集めのために毎年、クリスマス前に無料で行われている。

真鼓音太鼓は力強い演奏で参加者を魅了した

真鼓音太鼓は力強い演奏で参加者を魅了した

 久山リチャード康彦牧師による開会のあいさつに始まり、ゲストの前原利夫牧師のメッセージの後、ヒロ・モロイズミ&ノリ・タニ氏によるジャズ、パサデナの「真鼓音(まこと)太鼓」、NCM2のクリスマスソングが披露された。和やかな雰囲気の中での2時間半のコンサートとなった。
 ゲストの堀之内秀久総領事はスピーチで「久しぶりに家庭的な雰囲気で良い音楽とアメリカのクリスマス気分を夫婦で楽しんだ。総領事館は、命の電話の活動に注目し感謝している」とエールを送った。
あいさつで、命の電話にエールを送る堀之内秀久総領事

あいさつで、命の電話にエールを送る堀之内秀久総領事

 半田会長は、命の電話が設立された経緯を述べ、30年前に起こった日本人母子のサンタモニカ入水事件を契機に言語や文化の違いの中で悩みを持つ移住者の電話相談事業としてリトル東京サービスサンター内に設けられたと説明。しかし、その後のバブル経済崩壊による日系企業の撤退などで寄付が減り、事業は縮小を余儀なくされたという。資金減のため存続の危機に見舞われたが、少数の有志によって支援ボランティアグループ「命の電話」が新たに結成され募金活動へと発展。NCM2の協力により、支援コンサートが実現し、今回で9回目を数えた。今年の公演は10回記念となるため、さらなる期待が寄せられている。
 「命の電話」の相談は、月曜から金曜の午前10時から午後10時まで。問い合わせは、無料電話800・645・5341。
命の電話友の会のメンバー。右端が半田俊夫会長

命の電話友の会のメンバー。右端が半田俊夫会長

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