歌の仲間、初心に帰り熱唱:20回記念を華やかに祝う

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LA歌謡クラブ

「幸せなら手をたたこう」の合唱をリードする生徒たち

「幸せなら手をたたこう」の合唱をリードする生徒たち

 LA歌謡クラブは、秋恒例の歌謡ショー「歌の仲間たちと共に」をこのほど、ホリデーイン・トーレンスで開き、歌仲間30人が参加者260人を前に約40曲を熱唱した。「初心を忘れないように」と始めたショーは、20回記念を華やかに祝った今年も収益から寄付を行い、南加県人会協議会に1000ドルを贈った。

南加県人会協議会への寄付金の贈呈式。左から新原さん、当銘貞夫・県人会協議会会長、西さん

南加県人会協議会への寄付金の贈呈式。左から新原さん、当銘貞夫・県人会協議会会長、西さん

 ショーは、歌唱指導30周年を迎えた新原由美さんと新原さんの教え子が共演。2歳から85歳という幅広い年齢層が、日米のポップスからハーモニーのデュエットメドレー、懐かしい演歌などを披露した。子供7人が、日米でヒットしたディズニーアニメ「アナと雪の女王」のテーマソングを元気いっぱいに合唱すると「かわいー」などの声が聞かれ、参加者の気分を和ませた。恒例の出演者と聴衆の大合唱では「幸せなら手をたたこう」が会場いっぱいに響き渡り、一体感に包まれた。
 趣向を凝らしたステージは、さらに続く。各種イベントの進行でお馴染みのタック西さんの司会生活50周年記念を特別の演出で祝った。昭和を中心に過去50年間でヒットし、西さんが紹介した歌ばかりを選曲。ソロにデュエット、合唱、ダンスを取り入れ、生徒たちがメドレーリレーで聞かせた。紅白で歌われたり、レコード大賞を受賞した演歌などは懐かしく、口ずさむ光景が見られた。西さん自身も侍姿で颯爽と登場。槍を振り回して「赤垣源蔵」を演じ、会場を大いに沸かせた。
司会生活50周年のタック西さんに捧げるディエットで「あずさ2号」を歌う金田やすさん(左)と村田真二さん

司会生活50周年のタック西さんに捧げるディエットで「あずさ2号」を歌う金田やすさん(左)と村田真二さん

 新原さんはこの1年間、カラオケと一線を画した「『真の音楽』を追い求めた」と振り返り、「ステージで魅せる」指導を施した。横隔膜を使った発声法などのテクニックと、喜怒哀楽を自然に醸し出す感情表現を両立させないと「気持ちは伝わらない」と説いた。基礎に徹し「音が外れても構わないので、アマチュアらしく、心を込めて」などと、まさに「初心に帰って」、生徒と向き合ったという。本番で、教えられたことを守って歌った生徒に対して「みんな一生懸命歌ってくれた。初めて満足したステージだった」と誉めた。「怒りまくった」というレッスンでの厳しい表情とは打って変わり、優しい笑顔で生徒を出迎え「よく頑張ったね」と労った。
 新原さんは、ショーが20回の節目を祝ったことを喜ぶ一方で、金銭面やメンバーの高齢化など、厳しい現状を直視する。今後については「できる限り、みんなで楽しくやりたい」とし、非営利団体への寄付と合わせて継続する意志を示した。【永田潤、写真も】
ディズニーアニメ「アナと雪の女王」のテーマソングを元気いっぱいに合唱する子供たち

ディズニーアニメ「アナと雪の女王」のテーマソングを元気いっぱいに合唱する子供たち

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