スキッドロウ射殺事件:警官の拳銃つかみ発砲

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 ロサンゼルス・ダウンダウンのスキッドロウ地区で1日、男性がロサンゼルス市警察(LAPD)の警官に撃たれ死亡した事件を受け、LAPDのチャーリー・ベック本部長は2日に行われた記者会見で、男性が警官の拳銃をつかんだため警官は発砲したと発表した。

 事件の一部始終は、その場にいた目撃者アンソニー・ブラックバーンさんが携帯電話で撮影しており、動画はフェイスブックに投稿され波紋をよんだ。
 ベック署長は会見で、男性が警官ともみ合いになった際、ひとりの警官の拳銃を力づくでつかみ、その結果警官は発砲したと説明。
 「動画や音声を検証したが、若い警官が『(男性が)俺の銃を持っている』と何度も叫んでいるのが確かに聞こえる」と言及。警官3人がその後男性に向かって発砲した。
 死亡した男性は黒人で、フランス国籍であることが3日に判明した。男性の名前はチャーリー・サチュルナン・ロビネ(39)。2000年にサウザンオークスにあるウェルズ・ファーゴ銀行支店への強盗容疑で逮捕されている。男性を知る人物によると、数カ月前からスキッドロウで路上生活をはじめ、「アフリカ」というあだ名で呼ばれていたという。
 男性に発砲した警官2人と巡査部長1人は、調査が進められている間、有給休暇を与えられ、しばらく職務からは離れるという。
 現場にいた警官のうち2人はボディーカメラを装着していており、LAPDはこうした画像や事件発生現場近くの防犯カメラの映像も検証し、さらに調査をしていくという。
 エリック・ガーセッティLA市長は、当局に対し事件の早急な原因究明を求めた。

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