ロサンゼルス・クリッパーズは4日、二世週祭ファンデーションと協力した「日系コミュニティーナイト」を本拠地ステイプルズ・センターで開いた。今年で11回目となる春恒例のイベントに、同祭女王とコートが参加して花を添え、祭りへの参加を呼び掛けた。
イベントはハーフタイムに行われ、二世週祭が今年で75回記念という伝統を持ち、さまざまな日本文化が披露されることが紹介された。トーリ・ニシナカ―リオン女王とコート6人が、1人ずつ紹介され、手を振って愛嬌を振りまいた。和太鼓の演奏を南サンゲーブルの「友情太鼓」が行い、熱のこもったパフォーマンスで盛り上げ、大きな拍手と喝采が送られた。
リオン女王は「多くのクリッパーズファンの前で、二世週祭のいいプロモーションができ、太鼓演奏も見せることができてよかった。大勢の人に祭りを見に来てほしい」と希望した。
今年の二世週祭のグランドパレードには、中型ねぶたが参加するほか、さまざまな催しが企画され75回の節目を飾る。
二世週祭は、ドジャース日系コミュニティーナイト(7月8日)に参加し、クリッパーズと同様のプロモーションを行って、来場者の呼び込みに努める。【永田潤、写真も】