藤田会長、2期目の船出:「日系の絆を強めたい」

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OCJAA役員就任式

就任式に立ち会ったナカムラ氏(手前)から激励を受ける新役員。左から3人目が藤田喜美子会長

就任式に立ち会ったナカムラ氏(手前)から激励を受ける新役員。左から3人目が藤田喜美子会長

 オレンジ郡日系協会(OCJAA)は2015年度役員就任式を1日、アナハイムのダブルツリースイーツで催し、参加者約160人が、2期3年目続投の藤田喜美子会長と役員の船出を祝った。藤田会長は、他団体との横のつながりを重視した連携を打ち出し「日系の絆を強める」考えを示した。地域への功労をたたえ、個人と企業を表彰した。

2期目の就任のあいさつに立つ藤田会長

2期目の就任のあいさつに立つ藤田会長

 役員の宣誓式を、カーク・ナカムラ・カリフォルニア州高等裁判所裁判官の立ち合いの下で行った。1月の理事会で承認された藤田会長以下、新役員が任務の全うを誓い、正式に就任した。
 あいさつに立った藤田会長は、南加の日系社会について「さまざまな団体が、密接に連携し力を合わせれば、『絆』を強めることができる」と力説。「より強固な社会を作りたい」とし「機は熟している」と表現した。協会の活動を紹介し、敬老シニア・ヘルスケアと共催の介護セミナーやラスベガス旅行、日本の各県から招いた物産展に加え、今年の新たな試みとして、日本語を学ぶ地元の高校生の弁論大会を主催することを発表。
 2期目の公約として会長は「みなさん全員が、健康で長生きして、快適でよりよいアメリカ生活を送ることができるようなアイデアを提案したい。OCJAAは、みなさんの役に立つことができる団体であり続ける」と意欲を示した。「相互理解を深めて力を合わせ、明るい未来に向けて前進しましょう」と呼びかけた。
来賓による鏡開き。右端が堀之内総領事。右から3人目が藤田会長

来賓による鏡開き。右端が堀之内総領事。右から3人目が藤田会長

 来賓を代表し4氏が祝辞を贈り、新役員の前途を祝し、協会のさらなる発展を祈念した。堀之内秀久総領事は「オレンジ郡の日系社会の重要な中心的な役割を果たしている」とたたえた。古川清・JBAオレンジ郡地域部会会長は、JBAについて「ボランティア活動を通して、地域社会の貢献に努めている」と紹介。地元との連携を強めることの重要性を説き、協会との良好な関係の維持を願った。小林正三・南加県人会協議会会長は「高齢者への社会サービスに加え、若者の人材育成にも尽している」と称賛。青木義男・南加日系商工会議所会頭は、協会のメンバーに向け「非常に輝いて見える。元気で活躍してほしい」とエールを送った。
 オレンジ郡日系社会における発展に尽力した個人と団体に贈る功労者の表彰は、前田園(緑茶を軸に各種お茶の販売)と、宮城能松(琉球舞踊)、アイリーン宮崎、朝倉巨瑞(以上同協会理事)、前田拓(前田園社長)の4氏に記念の盾を授与した。前田氏が代表で謝辞を述べ、同協会の活動を称賛し、よりいっそうの社会への貢献を誓った。また、協会の活動に協力する、齊藤泰彦(こぐま幼稚園)、中澤渓人(OCJAAのiPad講師)の2氏に感謝状を贈った。【永田潤、写真も】
任務の全うを誓い就任する2015年度の新役員

任務の全うを誓い就任する2015年度の新役員


表彰式で藤田会長(右端)から記念の盾や賞状を授与される(左から)齊藤、中澤、前田、宮城、宮崎、朝倉の6氏

表彰式で藤田会長(右端)から記念の盾や賞状を授与される(左から)齊藤、中澤、前田、宮城、宮崎、朝倉の6氏

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