ネパール地震:南加地区救援チーム現地へ

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 ネパール中部で25日、マグニチュード(M)7・8の大地震が発生した。ネパール災害対策当局によると、死者数が4010人に達し、負傷者数も7500人以上に及んでいることを受け27日朝、南カリフォルニア地区の消防士57人で編成された救援チームが、災害援助のため現地ヘと向かった。

 ロサンゼルス郡消防局のロナルド・スプリーウェル消防隊長によると、救援チームは同日、サンファナンドバレーにある救援チーム本部を出発し、ネパールの首都カトマンズへと向かった。
 カトマンズでは建物が倒壊し、がれきの中にいる生存者の救出作業が現在行われている。
 都市から離れた農村地帯などでは土砂崩れも発生し、一部道路が封鎖。近隣のインドやパキスタンなどからは食料や医療品、テントなどの救援物資がすでに空輸されているが、農村地帯まで援助物資を運ぶのが困難な状況だという。
 また通信が途絶え正確な被害状況が分からない地域も多く、今後被害は拡大するとみられている。
 これまでのところ米国籍の犠牲者は4人。南加地区在住者も報告されており、サンタモニカ在住の映画プロデューサー、トム・タプリンさん(61)の死亡が確認された。世界最高峰のエベレスト周辺で現地のコミュニティーに関するドキュメンタリー映画製作のため現地入りしていたところ襲った惨事だった。
 インターネット検索最大手グーグル社幹部のダン・フレディンバーグ氏の死亡も確認された。米国人犠牲者の4人はいずれも、エベレスト登山のベースキャンプにいたところ地震で発生した雪崩に巻き込まれた。
 一方、サンタモニカ在住の夫婦が地震発生直後から行方が分からなくなっており、安否が心配されていたが、27日朝に無事が確認された。
 国防総省によると、国際開発局(USAID)の災害援助対応チームなど約70人で編成された救援隊が26日午前、デラウェア州の空軍基地を出発し、27日にネパール入りする予定だという。
 南加地区の救援チームは過去にも、2011年の東日本大震災や10年のハイチ地震、05年に南東部を襲ったハリケーン・カトリーナ、01年の同時多発テロ、1995年に起こったオクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件でも事故災害発生直後に現地入りし救援活動を行った。

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