トーレンス市警察は15日、男子生徒25人に対し、不適切に体に触るなどわいせつ行為をしたとして、トーレンス高校の教師を逮捕した。

 当局には同校に通う男子生徒から、同校レスリングチームコーチのトーマス・ジョセフ・スナイダー容疑者(47)から不適切な体への接触があったとの訴えがあり、今年1月から捜査を開始していた。調査が行われている間、同容疑者は無給の休職処分を受けていた。
 同容疑者には妻と子どもがおり、1990年から同学校区が設けるキャリア・テクニカル教育コースのコンピュータークラスで教べんをとっていた。
 被害は同容疑者が受け持っていたコンピューターのクラスではなく、レスリングチームに所属する学生から寄せられていた。
 ロサンゼルス郡検事局によると、現在同容疑者は未成年に対する33件のわいせつ罪と8件の軽犯罪に問われているが、本人は無罪を主張。うち25件の被害者の年齢は13歳から16歳で、2013年9月から今年2月までの期間に被害が報告されている。
 17日に出廷した同容疑者は無罪を主張。有罪判決が下された場合は、最長で禁錮37年が科せられる。

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