塩ライム後日譚

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 塩レモンならぬ塩ライムとライムこしょうを作った話は以前書いたが、時間が経つほどに味がまろやかになってきた。
 ライムこしょうは定番の茶漬け、湯豆腐などの薬味として、また浅漬けの隠し味にも使用。柚子とは違うので好き嫌いがあるかもしれないが、これはこれでヨシとしよう。
 塩ライムはチキンや魚などに塗り付け、味がしみたころに焼くと結構イケる料理となる。マリネしたものを冷凍しておいてもいい。忙しくて時間がない時などに解凍して焼くと、それだけで一品になる。塩ライムは時間が経つと皮の部分も果肉もねっとりと柔らかくなるので、小さく切って小鉢に入れておくと常備の薬味としても利用できる。
 前回作った時についでにライムの砂糖漬けも作ってみた。これも塩漬けと同じでジュースがなかなか上がらない。お湯割りで飲んでみたが、ジュースの味はまあまあ。外皮は硬くて食べづらいが中身はそのまま食べられる。ライムは香りと酸味、少しの苦味が利用できる塩ライム、ライムこしょうのほうがいいと感じた。
 話は変わるが、レモンの木の剪定後に実がけっこうたくさん成ったある日、お隣さんがうちのレモンをほしいというのでお分けした。隣にもレモンの木はあるのだが、僕らの後に剪定をしたようでその時は実がなっていなかった。その夕方、レモンの蜂蜜漬けを作ったからと持ってきてくれた。レモン、蜂蜜に何かの木の実が入っていた。
 「一週間待つのですよ」の言葉どおり、食卓の上にビンを置いて眺めまわし、今か今かと待つカミさんはオアズケをくらった子供のようだった。一週間後、完成品をお湯割りで試し「おいしい」と一言。入っていた木の実は乾燥ナツメ(ジュジュベ)の薄切りのようだ。レモンも柔らかくなり、そのまま食べられる。
 自分でも作るのだと、早速カミさんがレモンを蜂蜜に漬けていた。普段はこの手の保存食(?)はあまり作らないカミさんが作るのだから、本当においしかったのだろう。寒い時はお湯割り、暑くなれば氷水に溶かし、風邪気味ならすり下ろしたショウガを混ぜてもおいしいから、すこし作り置きしておくかな。【徳永憲治】

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