寿司職人に有罪判決:違反の鯨肉提供で

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 米国で販売が禁止されている鯨肉を提供し、ロサンゼルス連邦検察当局に海洋哺乳類保護法違反容疑で訴追されていたサンタモニカの高級寿司店「ザ・ハンプ(The Hump)」の寿司職人ススム・ウエダ容疑者に対し4日、5千ドルの罰金と執行猶予2年の有罪判決が言いわたされた。

 同容疑者には、執行猶予期間中に200時間のコミュニティーサービスが命じられた。
 日本のイルカ漁を批判した内容で2010年のアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した映画「ザ・コーヴ(The Cove)」で、同店が絶滅危惧種に指定されているイワシクジラの肉を出していることが登場し事件は発覚した。
 この映画の制作スタッフは同店でひそかに撮影をし、当局へ通報。09年と10年に同店で鯨肉が提供されていたことが判明した。
 同店は事件発覚後に謝罪、その後閉店した。
 検察当局は10年、同店を経営していた会社「タイフーン・レストランInc(Typhoon Restaurant Inc.)」と寿司職人を同法違反容疑で訴追。もうひとりの寿司職人キヨシロウ・ヤマモト容疑者に対する公判は5月18日に行われる。
 同社とレストランオーナーのブライアン・ビードロ容疑者に対する公判は先月行なわれ、罰金と執行猶予の有罪判決がすでに言いわたされている。同容疑者は寿司職人だったウエダ、ヤマモト両容疑者がガーデナにあるシーフード販売業者から鯨肉を購入し、客に提供するのを許可していた。
 同販売会社も同じく訴追されており、6月23日に公判が行われる。

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