鈴木、プレーオフ進出へ意欲:コーチ兼任し、チームけん引

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女子アメリカンプロフットボール

俊敏な動きで敵を翻弄する鈴木(中央)

俊敏な動きで敵を翻弄する鈴木(中央)

 女子アメリカンプロフットボールの鈴木弘子は今季、カーソンを本拠地とするパシフィック・ウォリアーズに移籍し、期待通りの活躍を見せている。「WFA」(全米女子アメリカンフットボールリーグ)に参戦するチームは5勝1敗で現在、アメリカン・カンファレンス西地区2位の好調を持続し、プレーオフ進出を目前とする。

相手ディフェンスラインを圧倒する鈴木(右)

相手ディフェンスラインを圧倒する鈴木(右)

 プロ16年目の鈴木は今シーズン、コーチを兼任する。開幕直前になってオフェンスコーチの退団に伴い、経験抱負なベテラン鈴木が抜擢された。鈴木は、システムや各種テクニックなどを指導し、チームをけん引。オフェンスの総合力ではリーグ4位の評価を得、飛躍したチームは、開幕前の苦戦の予想をはるかに上回る好成績を収めている。
 ウォリアーズは5月30日、地元で行われたセントラル・カル・ウォーエンゼルス戦で、38―34の接戦をものにしプレーオフ出場へ大きく前進した。両チームは4勝1敗同士で、実力は伯仲。試合は、一進一退の攻防が終始続いたが、ウォリアーズは終了間際でインターセプトを決め、相手の猛攻をかわした。
 センターで出場した鈴木によると、敵の裏をかく予想外のフォーメーションにその都度、対応し、指示を出したという。劇的なインターセプトを見守り「最後は、気力で勝った。ぎりぎりで勝てて、よかった」と安堵の表情を浮かべて喜ぶ一方で、思うように得点を挙げることができなかったとし「一からやり直して、修正したい」と気を引き締めた。
 次は、6戦全勝の宿敵サンディエゴ・サージ(6日・カーソン)との大一番。勝てば、地区優勝が見えて来る。鈴木は「シーズンの最初からサージを倒すことだけを考え、対策を立ててきた。厳しい試合になると思うが、勝つチャンスは十分にある」といい、プレーオフ進出に向け意欲を示し、自身としては2度目の全米選手権へ焦点を定める。【永田潤、写真も】
俊足を生かし、タッチダウンを決めるホイットニー・ハリソン

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