ボーイスカウト:同性愛者もリーダーに

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 ボーイスカウト連盟は27日、これまで同連盟が設けていた同性愛者の成人がグループのリーダーに就任することを禁止する規定を廃止した。今後は性的指向に関係なくリーダーが選出されるようになる。

 「ボーイスカウトの活動に差別があってはいけない。性別、性的指向を問わず社会に貢献することが重要な任務である」。人権運動キャンペーンの代表チャド・グリフィン氏はそう訴える。
 今後、同性愛者やバイセクシュアルの人でもグループのリーダーに就任することができるようになるが、一部キリスト教の教会など、宗教を基盤とするグループでは引き続き、それぞれの信仰に基づきリーダーを選ぶことが許される。
 同連盟は2013年、同性愛者の未成年の入団を許可する規定を設けたが、成人がグループのリーダーに就任する際は、同性愛者の選出を禁止した。このため、一部の州では性的な差別として訴訟も起こされていた。
 連邦最高裁は今年6月、同性婚を合憲とする判断を下したばかり。
 16年の大統領選の有力候補たちも、同性婚の賛否をめぐり対立している。民主党のヒラリー・クリントン前国務長官は、LGBT(性的少数者)への差別は許されないとして同性婚に賛成の意向を示している。一方、共和党のジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事は、伝統的な男女間の結婚を重んじるべきとして同性婚に反対姿勢を示している。

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