継続ゆえに得るもの

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 約20年前の1996年5月、私たちの仲間の一人であったR氏が、当時はまだ珍しがられていたEメールによるメルマガ(メール・マガジン)の発行を週刊で始め、一度も欠かさず19年余をかけ、このたびなんと1000号に到達した。当初は駐在員だったR氏だったが、その後、任期終了に伴い帰国してからも「雑貨屋ウイークリー」というタイトルで無料発信を続けている。
 私は彼の当時としては画期的な行動に共鳴し、覚えたてのコンピュータと格闘しながらも、初期のころから毎号欠かさず日頃の考えや当地の観光スポット案内を投稿してきた。そして私にもこのメルマガを通して多くの友人が出来た。私は近年、体調不良のため観光スポット取材も、日本行きもストップ状態だが、数年前の元気だったころ、年に一度日本へ行き、そこで多くの「メル友」と絆を深めた。
 私の観光スポット案内は当紙をはじめ地元ミニコミ誌やローカル・ラジオで紹介されてきた。これも「雑貨屋」からスタートした人脈によるものだ。この観光スポット案内のおかげで、日本とアメリカの見ず知らずの多くの人々とも知り合いになることも出来、また、実際にツアーを計画してご一緒させてもらい、楽しい思い出も出来た。
 ある時、日本の見知らぬ女性からメールが入り「私は以前、ロサンゼルスに留学経験があり、あなたが紹介していたロスの教会で結婚式を挙げるのが夢でした。近々結婚することになり、夢を叶えるべく、この教会の予約はとれたのですが、披露パーティー会場について困っています。この教会に近く、海を望む明るいところはないでしょうか」との問い合わせがあり、当時、教会近くに新しくオープンした海辺のゴルフ・クラブのミーティングルームを紹介し、喜ばれたりもした。
 これらはすべて、ひょんなことから参加した雑貨屋の成果であり、当事者である私が一番驚いている。このような人脈を国内外を問わず、多くの人々と持ち得たのも千回続いたメルマガ媒体を通じての成果だ。「継続するが故に得るもの」の大きさを教えてもらった。
 「雑貨屋」は下記のサイトで見ることが出来ます。
 www.zakkayanews.com/indexY.htm【河合将介】

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