西ナイル熱:加州で今年初の死者

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 カリフォルニア州公衆衛生局は20日、加州で今年初となる西ナイル熱による死者が出たと発表した。今年は西ナイル熱に感染した蚊や野鳥が例年より多く報告されており、住民には注意が呼び掛けられている。

 死亡したのはシエラネバダ山脈に位置するネバタ郡に住む65歳の女性。
 今年に入ってからこれまでにロサンゼルス郡やオレンジ郡、ベンチュラ郡を含む33郡で西ナイル熱に感染した蚊が発見されている。昨年は22郡、死亡者数は31人だった。
 西ナイルウイルスは蚊を媒介とするウイルスで、カラスやスズメなど鳥の体内で増殖し、その血液を吸った蚊に刺されることで、人に感染する。感染者のほとんどに症状が現れず、軽い症状として吐き気や発熱、湿疹などがみられる。またごくまれにではあるが脳炎を引き起こし死に至る場合もある。
 50歳以上の人や、糖尿病や高血圧の人が感染した場合は、深刻な症状がみられるケースもあるという。
 現在加州は深刻な水不足に悩まされており、干ばつの時は水が十分にある湖や池が少なく、限られた水源に蚊や鳥が集中し水分補給するため、1匹でも感染した蚊や鳥がいた場合は、感染がさらに拡大する傾向があるという。
 感染を防ぐためにも、同局は殺虫剤の散布や、蚊の発生率がもっとも高い明け方や夕方には、肌を守る衣服の着用などを勧めている。

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