メトロ利用者:5人に1人が性的いやがらせ被害

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 メトロ(ロサンゼルス郡都市圏交通局)利用者の5人に1人が、バスや列車に乗車中、性的いやがらせを受けた経験があることが最新の調査で明らかになった。

 調査は過去6カ月間、メトロのバスと列車の利用者およそ2万人を対象に行われた。調査結果によると、メトロバスの利用者の18%が、列車の利用者の21%が、乗車中に性的な発言を受けたことがあると答えたという。
 またバスと列車の利用者の7%が乗車中に不本意に体を触られるなどの痴漢行為や、露出狂に遭遇するなどの性的いやがらせの被害にあっていたことが分かった。
 人種別にみると、メトロ利用者の10人に6人がラテン系とアフリカ系で、もっともいやがらせ行為を受けていた。
 性的ないやがらせ行為を受けた人の割合を年齢別でみてみると、34歳以下の若い世代の利用者が多く、もっとも被害件数が多かったのが18歳から24歳までで24・5%、次に25歳から34歳で21・7%、続いて18歳未満で19・5%、35歳から49歳までが16・9%、50歳から64歳が15%、65歳以上が14・9%だった。
 男性と女性では女性の方が圧倒的に多く、男性の16・3%に対し、女性の被害は21・8%だった。
 今年4月から、メトロは車内でのハラスメント防止キャンペーンを実施。車内でいやがらせ行為を受けた時や目撃した場合はLA郡シェリフ局のホットライン(電話888・950・7233)、もしくはメトロが提供している無料スマートフォン・アプリ「LA Metro Transit Watch」で報告するよう呼び掛けている。
 メトロによると、キャンペーン開始後、車内でのいやがらせ行為は減少したという。キャンペーン開始前の調査では、いやがらせ行為を受けたことがあると答えた人は4人に1人だった。2014年は99件報告されている。
 当局によると、こうしたいやがらせ行為を防止するため、同郡シェリフ局の職員が随時バスや列車に乗車し、万が一、痴漢行為などが発生した場合は、その場で瞬時に対応できるようにしているという。

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