広大医師団検診:献身的な診察に感謝

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 検診会場の受付で陣頭指揮する大野晴也団長


検診会場の受付で陣頭指揮する大野晴也団長

 南加広島県人会(森岡良尚会長)による「広大医師団検診」が6日から22日(土)まで、広島県人会館で実施されていて、早朝6時からの受付開始時から受診者たちが集まり始め、関心の高さをうかがわせている。

 ほぼ4年ごとに行われている広島大学医学部分子内科学講座が主体となって実施しているこの特別検診は今年で11回目。毎回、約600人が受診を希望しており、最大では800人を超える受診者がいたこともあり、対応にうれしい悲鳴をあげた年もあった。今年も、受診希望者の締め切り期間が終えた後でも問い合わせが続き、最終的に平均受診者数を上回る模様だ。

 広島大学医師団の検診会場で採血する受診者


広島大学医師団の検診会場で採血する受診者

 総勢13人の医師と看護師で構成された広大医師団(米田真康総団長、大野晴也団長)により実施されている検診には、日本はもとよりカリフォルニア州やオハイオ州などから取り寄せた最新の医療機器が使われている。
 検診内容も、身長、ウエストとヒップのサイズ、血糖値やコレステロール値および肝臓を調べる血液検査、尿検査、検便(年齢層による)、眼底写真、頸動脈エコー、体組織/体重、糖負荷テスト、栄養調査、心電図/動脈硬化などの検査という具合に、総合的な検診が行われているため、小東京にある広島県人会館2階の検診会場は順番待ちの人でいっぱい。
 1日に40〜45人の検診をこなすスタッフは多忙にもかかわらず、「応対がとても親切で、ていねいに日本語で説明してくれるので分かりやすく、安心して受けられます」と、受診者たちの評判はすこぶる良好だ。
 流れ作業的に、次から次へと分単位で診察していくドクターが多いアメリカの診察室と違って、検査の要領、病気にかかっているかどうか、病気にならないための予防法などについて、専門医から口頭で直接、日本語で説明してもらえるのは、受診者にとって大助かりといえる。
 検診を終えて帰り際に、ていねいに頭を下げてお礼を述べる人も多い。第1回目の検診から連続して受診している人がいたり、遠くから数時間も車を走らせてやってくる人がいるというのも、うなずける広大医師団の検診風景。
 受診料は、ドーネーションとして一人20ドルで済むのも、極めて良心的であり、奉仕的な設定といえる。検診結果は約2カ月後に、所見を添えて個人宛に郵送されてくる。
 南加広島県人会は、こうした広大医師団の献身的な検診に感謝を込めて、23日(日)午前11時から、広島大学医師団歓送会をモンテベロ市のクワイエット・キャノンで開催する。出席申し込みおよび問い合わせは、向井一さん(310・390・1519)または芥川さん(626・280・8585)まで。【石原 嵩、写真も】

 

 

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