映画でもいかがですか

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 一度「はまる」となかなか抜け出せない「映画でオペラ」、今年もそろそろMetOpera in HDが始まる。
 2015―16年のシーズンは10月3日、ヴェルディの「イル・トロヴァトーレ(Il Trovatore)」から開始。同じ10月には17日にやはりヴェルディの「オテロ(Otello)」、31日ワグナーの「タンホイザー(Tannhäuser)」。
 10月の「オテロ」も「タンホイザー」も重そう。「タンホイザー」なんか途中の休息時間を入れると4時間はゆうに超える(予定では4時間20分)。ワグナーのオペラにしては短いほうかな。たまに6時間以上というのもあるし。
 11月21日にアルバン・ベルクの「ルル(Lulu)」。
 12月は12日にモーツァルトの「マジックフルート/魔笛(The Magic Flute)」。
 ちなみに、オペラハウスによっては暮れは「マジックフルート」や「ヘンゼルとグレーテル(Hänsel und Gretel)」「こうもり(Die Fledermaus)」などが恒例で公演されると聞いたことがあるが、眉唾かな。どれも軽く、明るく、子供でも楽しめる作品だ。
 新年に入り1月16日にはビゼーの「真珠取り(Les Pêcheurs de Perles)」、30日にプッチーニの「トゥーランドット(Turandot)」。
 3月5日の「マノン・レスコー(Manon Lescaut)」と4月2日の「マダム・バタフライ(Madama Butterfly)」はどちらもプッチーニ。
 4月はドニゼッティの「ロベルト・デヴリュー(Roberto Devereux)」が16日に、そして30日のシュトラウスの「エレクトラ(Elektra)」で締め。
 今シーズンは、聞いたことのあるオペラはたくさんあるが、テレビやDVDなどで見たことがあるのは2つだけ。楽しみだ。
 しかし、最近のオペラ歌手は細身になってきたなあと感じる。「ルル」の主役マーリス・ピーターゼン、「マノン・レスコー」のクリスティン・オポライスなんか、そのままモデルか雑誌のフロントに掲載してもいいくらい。
 映画を見る以上、舞台装置もひっくるめて耳も目も楽しみたいなって、ちょっとぜいたくかな。【徳永憲治】

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