米国のマリファナ使用者増加:10年前と比べ2倍に

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 米国でのマリファナ(大麻)使用者が10年前と比べおよそ2倍に増えていることが、米国立アルコール乱用・依存症研究所(NIAAA)が行った最新の調査結果で明らかになった。

 同研究所が成人およそ8万人を対象に行った調査結果によると、01年から02年にかけては、回答者の4・1%がマリファナを使用していると答えていたのに対し、12年から13年にかけては9・5%にまで上昇していた。
 ギャロップ社が成人約1千人を対象に行い、21日に発表した調査結果によると、回答者の58%が嗜好目的でのマリファナ使用の合法化を支持しており、過去最高の支持率となった。
 同社が調査を開始した1969年には、マリファナ使用を合法化すべきと答えた米国人は12%だったのに対し、70年代後半には25%にまで増加。2000年には30%、09年には40%にまで増えた。
 一方で12年から13年にかけてマリファナ使用者の10人に3人が、依存症や乱用など使用障害とみられる症状が顕著に表れているという。認知機能の低下や精神障害のほか、使用後に交通事故を起こし病院に搬送されるケースも数多く報告されている。
 同研究所は、近年、若者によるマリファナ使用の急激な増加に伴い、若者の使用障害が増えていると指摘している。また調査によると、マリファナ使用者は白人より黒人の方が多い傾向にあるという。
 マリファナ使用に対する法規制が変わりつつあることも使用者の増加に影響を与えている。全米では23州で医療用マリファナの使用が認められており、うち4州では嗜好用のマリファナ使用も合法化されている。

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