LA郡:ジカ熱感染者を確認

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 蚊が媒介する感染症で、発熱や発疹などはしかに似た症状を引き起こすジカ熱の感染が各地で確認されている中、ロサンゼルス郡でも1人の感染が確認された。LA郡公衆衛生局が発表した。

 同局によると、患者は10代で妊婦ではなく、昨年11月に米国外を旅行しており、その時に感染した可能性が高いとされている。
 カリフォルニア州公衆衛生局によると、加州ではこれまでに5人のジカ熱感染者が確認された。患者はすべて国外で感染したものとみられている。
 ジカ熱は昨年ブラジルで大流行した。感染すると1週間ほどの潜伏期間の後、発熱や下痢、関節痛などの症状が現れる。しかし感染しても80%の人に症状が現れないという。現在までのところワクチンなどの治療薬はないが、5日ほどで治癒するという。
 ブラジルではジカ熱の流行時期と重なる昨年10月から現在までに、先天的に頭部が小さく、脳の発育不全を伴う小頭症の新生児がおよそ4千人確認されており、ジカ熱と小頭症の関連性が指摘されていた。
 疾病対策センター(CDC)は、妊婦に対し、南米やカリブ諸島など22の国と地域への渡航を控えるよう勧告している。
 これまでに米国ではフロリダ州で3人、イリノイ州で妊婦2人に陽性反応が確認され、ハワイ州でも小頭症で生まれた新生児への感染が確認されている。【吉田純子】

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