熊本地震の義援金募集:復興支援で県庁に全額

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南加県人会協議会

570A9336 南加県人会協議会(森ジョージ会長)は、熊本地震の被災地救済のための「熊本地震義援金募集委員会(福岡健二委員長)」を設置し、活動を開始した。日系社会の内外に広く協力を呼びかけ、集められた義援金は全額、熊本県庁に直接送られ、被災地の復興に役立てられる。

 県人会協議会は震災にいち早く対応し、発生から5日後に緊急役員会を招集し、義援金募集委員会を設け、寄付専用の銀行口座を開設した。寄付金は、手数料が掛かる他の機関に託すことなく、日系の銀行の口座にいったん預け、電子送金で熊本にある銀行の「熊本地震義援金 蒲島郁夫・熊本県知事」の口座に振り込まれる。
 県人会協議会は地元での社会貢献活動に加え、日本各地で災害が起こると早急に対応、加盟する39の都道府県人会のネットワークを生かして支援の手を差し伸べている。阪神大震災以降は、新潟地震、東日本大震災、広島の土砂災害などで義援金を送った。県人会協議会が主催する活動資金集めのためのゴルフ大会(5月27日)と親睦演芸会(10月18日)は、いずれもチャリティーの一つとして熊本の復興支援を掲げることを決定した。
 森会長は、このたびの地震で家屋が全壊となった親戚を持つという。被災者について「900回を超える余震におびえながら避難所で不自由な生活を強いられまた、車内で寝泊まりしエコノミークラス症候群で亡くなった人もいる」と思いやり、「いただいた浄財はすべて、できるだけ早く被災地に届けたい。みなさんの協力をお願いしたい」と呼びかける。
 ハッピー水谷・事務局長は「日本国内だけでなく、われわれが海外から支援をすることは、被災者にとって心強いと思う。『応援』している気持ちを伝えたい」と抱負を述べる。
 熊本出身の福岡委員長は、郷里の惨事に心を痛めつつも現実を直視し「われわれの目的は唯一つ、熊本の救済」と力を込め、協力を求めて奔走する。「東日本大震災は、5年が経過し復興を遂げつつある」と指摘する東北地方に対し、熊本は「地震がたった数十日前に起こったばかりで、一刻も早い援助を必要としている。被災者が一番必要とするお金をできるだけ早く届けたい」と訴える。
 県人会協議会に対する熊本地震の寄付は、チェックのみで、現金や救援物資(食糧や衣類など)は受付けない。寄付者にはレシートが発行され、寄付金の所得控除が認められる。チェックは、支払先を「Nanka Kenjinkai Kyogikai」とし、メモ欄に必ず「Kumamoto Earthquake Aid」と明記する。寄付の問い合わせは福岡委員長まで、電話310・324・5288。
 ▽寄付の送付は次の通り。
 チェックの宛先:Nanka Kenjinkai Kyogikai
 小切手のメモ欄: Kumamoto Earthquake Aid
 送付先:Nanka Kenjinkai Kyogikai
 Attn: Kenji Fukuoka
 2612 W. 175th St.
 Torrance, CA 90504
【永田潤、写真も】

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