翁長県知事が始球式:ロバーツ監督がキャッチ

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世界ウチナーンチュ大会PR「沖縄に来て下さい」

ロバーツ監督(左)とともにファンの声援に手を振って応える翁長知事

ロバーツ監督(左)とともにファンの声援に手を振って応える翁長知事

ドジャー球場のマウンドに上がり、始球式を行う翁長知事

ドジャー球場のマウンドに上がり、始球式を行う翁長知事

 第6回「世界ウチナーンチュ大会」(10月26日から30日)のPRの北米ツアーで11日にロサンゼルス入りした翁長雄志・沖縄県知事が、同夜のドジャースタジアムでの試合前に始球式を行い、捕手を務めた沖縄生まれのデーブ・ロバーツ監督を相手に一球を投じた。沖縄観光のプロモーションビデオを大型スクリーンで紹介し、ファンに「沖縄に来て下さい」と呼びかけた。

 知事は、2人並んで観光のプロモーションビデオを見た監督から「やはり沖縄は、すばらしい」と誉められたという。場内アナウンスでは、沖縄について「プロ野球チームが最も集まる春季キャンプ地である」。そして「デーブ・ロバーツ監督は、沖縄で生まれた」と告げられると、スタンドはどっと沸いた。
 知事は「10月の世界ウチナーンチュ大会のプロモーションで来米した」と紹介を受け、マウンドへ。投じた一球は、わずかに届かず「あと60センチくらいだったので残念だった」と悔しがったが、県民を代表した始球式とプロモーションについて「とても光栄で、県民に夢と希望を与えることができ、すばらしい企画だった。沖縄と世界大会について大いにアピールでき、たいへんな成果を収めたと思う」と胸を張った。

始球式を務めた翁長知事(右)とロバーツ監督

始球式を務めた翁長知事(右)とロバーツ監督

 自身と同じ那覇生まれの同監督について知事は「われわれと同じ、まさしくウチナーンチュ(沖縄人)である」と強調。沖縄では昨年の監督就任決定に沸いたといい「県民みんなが喜んで、誇りに思っている。監督のお母さまの栄子さんが那覇出身ということで親近感を持っている」と説いた。世界大会の開催期間は、ワールドシリーズと重なっているため、ロバーツ監督の参加依頼は控えるといい「世界一になって、ぜひ沖縄に戻って来てほしい」と、故郷への凱旋に期待を寄せた。
 知事によると、世界には沖縄移民が約40万人いるといい「その中から世界的に活躍するロバーツ監督が出てうれしい。(沖縄系の)子どもたちの目標になる」と力を込めた。始球式前に力強い演奏を披露した主に沖縄系で構成する「琉球國祭り太鼓」の若いメンバーに大きな拍手を送り「沖縄が誇る伝統文化なので、ずっと頑張ってほしい」と、継承に期待を寄せた。
 知事はまたメッツのテリー・コリンズ監督から表敬され、オリックス監督時代に「春季キャンプで宮古島に滞在したことがある」と言われ、「沖縄にたくさん人が来るといいね」とエールを送られた。トミー・ラソーダ元監督は親日ぶりを発揮し、知事と國吉信義・北米沖縄県人会会長らと一緒に記念写真に納まっていた。
メッツのテリー・コリンズ監督(右)と談笑する翁長知事

メッツのテリー・コリンズ監督(右)と談笑する翁長知事

 この日は、沖縄のプロモーションに加え、ファンにはロバーツ監督のボブルヘッド人形が配布され、始球式には監督が直々に捕手を務めた。さらに前田健太投手が先発という幸運が重なった。知事は「すべてがうまくいった。世界大会もこの調子で成功させたい」と意欲を示した。
 知事ら一行は、ハワイ、ロサンゼルス、カナダ・バンクーバー、ワシントンDCの4都市を訪問し、現地の沖縄県人会などを訪問し大会への参加を呼びかける。【永田潤、写真も】
「琉球國祭り太鼓」の若いメンバーを激励する翁長知事(左)

「琉球國祭り太鼓」の若いメンバーを激励する翁長知事(左)


ラソーダ元ドジャース監督(左から2人目)と記念写真に納まる國吉信義・北米沖縄県人会会長(左端)と翁長知事(左から3人目)ら

ラソーダ元ドジャース監督(左から2人目)と記念写真に納まる國吉信義・北米沖縄県人会会長(左端)と翁長知事(左から3人目)ら

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