LA郡参事選:民意を直接政治に反映

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6月7日 第4区の3有力候補が接戦

ジャニス・ハーン、スティーブ・ナポリタノ、ラルフ・パチェコの各候補

ジャニス・ハーン、スティーブ・ナポリタノ、ラルフ・パチェコの各候補

 11月の大統領選を前に予備選も終盤に入ったが、6月7日(火)にはコミュニティーの民意を直接政治に反映するうえで重要なロサンゼルス郡スーパーバイザー(参事)選挙が行われる。

 これは、第4区のダン・クナベ参事の引退に伴う選挙で、3人の有力候補—ジャニス・ハーン、スティーブ・ナポリタノ、ラルフ・パチェコが激しい後継争いを展開している。

 ハーン候補(民主、サンペドロ)は、40年間参事を務めていたケネス・ハーンの長女で、ロサンゼルス市議を経て2011年から44区選出の連邦下院議員。「シェリフ局の人員を増やし、犯罪対策を強化する。また、ホームレス問題や公共交通網の整備を図っていく」と語り、有権者の支持を訴える。ハーン候補はまた、郡刑務所での囚人対応をめぐり批判があったシェリフ局の改革にも意欲を示し、「住民から信頼を得られる組織に変えていかなければならない」としている。

 ナポリタノ候補(共和、マンハッタンビーチ)もまた、シェリフ局の人員増を訴え、犯罪防止のためにも路上の取締官を増やすべきだと訴える。マンハッタンビーチ市の市議、市長、学校区弁護士などの公職を経て現在、クナベ参事の上級補佐官を務めるナポリタノ候補はまた、ホームレス対策、公共交通機関の拡充を図るとしている。

 一方、聖職者で非営利団体の議長、ウイティア学校区理事などを務めるパチェコ候補(民主、ウイティア)は、「シェリフ局内の腐敗を根絶するために、ジム・マクドネル・シェリフにより強い権限を与えることを、シェリフ・コミッション(委員会)は承認すべきだ。服役者に対する扱い方は改善されてきているとはいえ、シェリフ局が責任と自信を回復するためにはまだやるべきことは多い」としている。パチェコ候補はほかに、公衆の安全対策、公共交通機関の充実、経済開発を重点政策に挙げている。

 第4区は、マリナデルレイからロングビーチにおよぶサウスベイ地区一帯からダイヤモンドバーまでの広域を選挙区とし、約200万人の人口を抱えている。

 もし、いずれの候補も50%以上の得票が得られなかった場合は、上位2候補により11月8日(火)に決選投票が行われる。【石原 嵩】

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