ジカ熱:リバーサイド郡で初の感染者

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ジカ熱を媒介するネッタイシマカ

ジカ熱を媒介するネッタイシマカ

 リバーサイド郡公衆衛生局によると、同郡ではじめてジカ熱感染者が確認された。同局によると、感染者は50歳の男性で、最近カリブ諸島を旅行しており、ドミニカ共和国に渡航した際、感染した可能性が高いとみている。男性はすでに完治している。【吉田純子】

 ジカ熱は蚊が媒介する感染症で、発熱や発疹などはしかに似た症状を引き起こす。感染経路は性交渉や輸血のほか、母体から胎児への感染も懸念されており、妊婦が感染すると先天的に頭部が小さく、脳の発育不全を伴う小頭症の新生児が生まれる可能性が指摘されている。
 疾病対策センター(CDC)によると、1週間ほどの潜伏期間の後、発熱や下痢、関節痛などの症状が現れることもある。しかし感染してもこうした症状が現れないことが多いという。現在までのところワクチンなどの治療薬はないが、5日ほどで治癒するという。
 これまでに米国では935人の感染者が報告されており、うちカリフォルニア州が55人でロサンゼルス郡やオレンジ郡でも感染者が確認されている。
 感染者のほとんどが感染前に海外への渡航歴があり、米国内で感染したケースは確認されていない。
 ジカ熱は昨年5月、ブラジルで最初に確認され、その後急速に拡大。ブラジルでは推計100万人以上の感染者がいるとされている。
 来月にはブラジルでリオデジャネイロ五輪が開催されるが、男子ゴルフの松山英樹選手をはじめ、ジカ熱への懸念を理由に出場を辞退する選手が相次いでいる。

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