ポーターランチ:ガス漏出事故の関連費用7億ドル超

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メタンガス漏出事故が発生した南カリフォルニア・ガス・カンパニーのガス貯蔵施設

メタンガス漏出事故が発生した南カリフォルニア・ガス・カンパニーのガス貯蔵施設


 昨年10月から4カ月近くにわたり、ロサンゼルス北部ポーターランチにある南カリフォルニア・ガス・カンパニー(SoCalGas Co)の天然ガス貯蔵施設で発生したメタンガス漏出事件で、ガス漏れ事故の関連費用が総額7億1700万ドルにのぼることが明らかになった。同社の親会社センプラエナジー社が4日に発表した。【吉田純子、写真も】

 今年5月の時点では推定6億6500万ドルと発表されていたが、当初の数字を大きく上回った。
 ガス漏れ事故は昨年10月23日に発生。今年2月18日に漏出の停止が発表されるまで、およそ10万7千トンのメタンガスが大気中に放出され、米史上最大のメタンガス漏出事故となった。
 事故後、施設周辺の住民からは鼻血や頭痛、吐き気などの健康被害が相次いで報告され、およそ8千世帯がホテルなど転居先での避難生活を余儀なくされていた。
 施設内の貯蔵井戸は1950年代に作られた井戸が多く、老朽化による安全性の不備がかねてから指摘されている。
 ポーターランチの住民を守るため発足されたNPO「Save Porter Ranch」のメンバーらは3日、サクラメントでカリフォルニア州のジェリー・ブラウン知事のスタッフと面会し、同施設全体の閉鎖を求めた。

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